『カステラ トーストの朝』

我が家の娘はカステラ女なので、帰国すると、コンビニやスーパーのカステラや、デパートのカステラなど数種類買ってアメリカに持ち帰ります。
日本の友人も、ケアパッケージの中で『娘さんにどうぞ』とカステラといれてくれたり、実家からもお菓子の中には必ずいれてくれます。
クリスマスは、旦那サンタより、日系スーパーで売られている＜冷凍してたような＞カステラをもらってました。
新学期が始まってから、ランチボックスには、オヤツとして、カステラをラップにくるんでちょこっと入れてあげたり。
糖分はすごいけど、脂肪分がないようなものなので、胃がもたれたりしない良いオヤツだと思ってます。

ただいま、娘がまだしっかり寝坊している日曜日の朝。

普段はね、娘からカステラのおすそ分けのお許しが出ないんです。
「私のだから、食べないで。」という一人っ子のためか、分け合うことの苦手な子に・・・。
だから、私は彼女の目のつかないところで、こっそりともらいます。言わなきゃわかんない。

昔々、妹が教えてくれた「カステラはトーストして、バターつけたら美味しいよ。」という言葉が思い出されて実行！

1920年代のアンティークトースターでトーストしました。
(自動で停止しないので付き添い必須）

バターを塗って、、、こんがりカステラ。
罪滅ぼしのお茶・・・プーアール茶とウーロンのブレンド茶を沸かして一緒にね。
カステラ2個はあまりにもなので、もうひとつはイタリアンブレッドをトースト。

トーストすると、大好きなカステラの周りのあの茶色の部分が全面になったような感覚になる。あの香ばしいのが、切り口もするかんじ。冷えたカステラより好きかもしれない。香ばしくて、ちょっとカリっとして、でも中はふんわりしっとり。
バターが溶けた部分がちょっとしょっぱくて、その交じり合いが最高。

この美味しい秘密の食べ方を娘に教えるか？
娘のカステラをこっそり食べたことがばれるけど、それだけの価値があるかもしれない。