図書館

「本の姫〉は謳う 4」多崎礼

 

アンスタビリス山脈の上空を彷徨う浮き島・ラティオ島。

〈本の姫〉とともに文字を回収する旅も終わりが近づく中、アンガスらはレッドの襲撃を受ける。

レッドは文字を暴走させ、どんなに求めても得られないものを創り出した世界の滅亡を企んでいて…。

 

4ヶ月連続刊行の最終巻です

と言っても、過去に出た本の再刊行です

この作者さん、ずっと前に図書館で借りた「煌夜祭」が面白かったのに

それ以外の本が図書館で無く、読みたかった作者でした

「レーエンデ国物語」が、話題になって本屋大賞にもノミネートされた関係か

講談社さんが、再発行にしてくれたという(前のは絶版になったらしい)

面白い本を出しも、すぐに絶版になってしまうからこれは嬉しい

 

で、本作品は最終巻ということで大団円に向かってひたすら走っていました

色々な謎と文字を回収しつつ

私的には、2巻あたりが一番面白かった

ちょっと登場人物が複雑になりすぎて

同じ名前で別人物の天使がおおすぎる

そして、どうして天使にしないといけなかったのかがよくわからなかった

 

2つの世界(時代)が交互になるのも、頭の切り替えが大変だったし

でも、うまく纏まって良かったです

 

面白かったです

 

R6-49