モレ・サン・ドニでは、新年になってから、
ようやく晴れ間が見えました。
年末からずっと雨、雨、雨。
4日の仕事始め以降も、どこか気が晴れませんでしたが、
今日でようやく事始めといった気持ちよさです。
また1年、頑張って参ります。
週末は、親しい方との新年会がありました。
そのワインを買いに、ニュイ・サ・ジョルジュのワインショップ、
Le Cavon de Bacchus(ル・カヴォン・ド・ヴッキュス)へ買い出しに。
ニュイ・サン・ジョルジュは、ディジョンとボーヌの中間に位置し、
2017年のツール・ド・フランスの第7ステージでゴールとなった街で、
昨年の夏は盛り上がりました。
モレ・サン・ドニからも車で10分と近いので、
このワインショップをよく利用します。
この辺りも夏にはカフェやレストランのテラス席が並びますが、
この時期はちょっと閑散としています。
Le Cavon de Bacchus(ル・カヴォン・ド・ヴッキュス)は、
ニュイ・サ・ジョルジュのメインストリート、
いわゆる商店街の中にあるのですぐにわかります。
家族で経営されているショップですが、
ガイドブックにも載っているため、世界中からお客さんが来るようです。
なので、日本からのお客様も気軽に優しく接客してくれます。
フランス語がわからずとも、
在庫のワイン、値段をファイルに一覧にしてくれているため、
これを見ながら希望のワインを購入できます。
造り手ごとにリスト化されているため、
お目当ての造り手があれば、なおさら希望のワインを購入しやすいと思います。
Le Cavon de Bacchus
ワインは持ち寄りですが、ラベルの貼っていないのは、
ブルゴーニュの大先輩が持ってきてくれたもの。
ご本人もブルゴーニュで長らくワインに携わり、
私たちのブルゴーニュでの活動にもアドバイスを頂き、
導いてくれてきた先輩です。
もう5,6年も前になりますが、まだ出会って間もないころ、
同キュベのワインを開けてくれていました。
今回口にした瞬間にその時の味わい、光景が思い出され、
なかなか感慨深いものがありました。
もちろんワインの熟成は進んでいますが、
変わったものもあり、変わらなかったものもあり、
そんなことに足を止めて考えさせてくれるワインというのは、
やっぱりいいもんだと改めて思いなおさせてくれた新年でした。