生きてりゃいいさ
作詞・作曲:河島英五
きみが悲しみに 心を閉ざしたとき
思い出してほしい歌がある
人を信じれず 眠れない夜にも
きっと忘れないでほしい
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ
手の掌を合わせよう ほら温りが
君の胸に届くだろう
一文なしで 町をうろついた
野良犬と呼ばれた若い日にも
心の中は夢で埋まってた
火傷するくらい 熱い想いと
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ
恋を無くした 一人ぼっちのきみを
そっと見つめる 人がいるよ
きみにありがとう とてもありがとう
もう会えない あの人にありがとう
まだ見ぬ人に ありがとう
今日まで僕を 支えた情熱にありがとう
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ
手の掌を合わせよう ほら温りが
君の胸にとどくだろう
➡️加藤登紀子さんの31枚目のシングルとして、 1979(昭和54)年4月1日 にリリースされた曲で、B面は「愛する人があるのなら」
その後1993(平成5)年10月21日にリリースされた、河島英五さんのアルバム「自選集」に収録された曲で、1999(平成11)年の教育映画「まじめでわるいか」の挿入歌として、また2006(平成19)年の東映映画「ありがとう」の主題歌として使用されています。
私はどちらの映画も見ていませんが、東映の「ありがとう」は、平成19年11月25日から公開された「阪神・淡路大震災」で全てを失い、還暦目前にプロゴルファーのテストに合格し、シニアゴルファーとして活躍する古市忠夫の半生を綴った映画で、文部科学省選定作品。
原作はスポーツノンフィクション作家・平山譲の同名小説(初版でのタイトルは「還暦ルーキー」)で、古市役は赤井英和さんが演じました。
私が今でも聴く「自選集」は
ノウダラ峠
ノウダラの女
旅的途上(たびのとじょう)
のんべ
オオカミ
生きてりゃいいさ
てんびんばかり
風は旅人
どんまいどんまい
何かいいことないかな
地団駄(じだんだ)
野風増(のふうぞ)
酒と泪と男と女
時代おくれ
ほろ酔いで
いくつかの場面
心から心へ
以上の曲が収録されていますが、河島英五ファンではなくとも、聴きやすいアルバムだと思います。
私が最初にこの曲を聴いたのは、お登紀さんバージョンでしたが、昭和52年12月にN.kちゃんを。
昭和53年9月にI.kちゃんを立て続けに亡くし、更には昭和55年3月に、児童相談所・養護施設からの戦友とも言えるC.kちゃんを亡くし、悲痛のどん底で聴いたのは間違いありません。
もし奥さんのNちゃんがいなかったら、私もこの世にいなかったかも知れない…と、旧友は言っていました。
そして今、あちらこちらにガタが来て、心臓も爆弾を抱えていますが、回りに支えられ生きています。
やはり半世紀に及ぶ付き合いの、幼なじみのNちゃんの存在が大きいです。
生きてりゃなんとかなる。
死んで志士になるより、生きて凡夫にならなければ!
武漢ウイルス、武漢肺炎の影響で、日本のみならず、地球上がエライ事になっていますが、生きてさえいればなんとかなる。
生きてさえいれば、希望が見えてくる。
お医者さんや自衛隊のみなさん、その他御協力、御支援を下さる日本国や友邦に感謝。
だから負けないで生きて下さい。
悲しいとき、辛いとき、この曲を口ずさんでみて下さい。
そして私達婦も、力をあわせ揃って生き抜きます!