忘れ得ぬ歌ぱーと843「香港〜Hong Kong〜」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


 香港〜Hong Kong〜

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

星屑を地上に蒔いた この街のどこかに
想い出も悲しみさえも いまは眠っている
この広い地球の上で 暮らしてる人達
誰もみんな帰るところをもっているはず

あぁ人はまぼろしの夢を追いかけて
生きているだけならば 儚すぎる
何故にわたしは 生まれてきたの
何故に心が淋しがるの


銀色の翼をひろげまだ知らぬ異国へと
いつの日か旅立つならば そばに愛する人と
時が過ぎ時代が変わり 若き日をふりむき
心だけが帰るところは きっとこの街

あぁ人は夢ごとの過去を懐しみ
かえがたい優しさに気付くけれど
何処へわたしはたどり着くの
何処へ心を連れてゆくの


あぁ人はまぼろしの夢を追いかけて
生きているだけならば 儚すぎる
何故にわたしは 生まれてきたの
何故に心が淋しがるの


➡️テレサ・テン(鄧麗君)の通算20枚目のシングル曲で、1989(平成元)年3月8日にリリースされました。

テレサ・テンについては、説明は不要と思いますので書きません。

この曲がリリースされた年の5月27日には、かねてから中華人民共和国内で起きていた民主化要求デモを支援する目的で行われた、香港ハッピーヴァレー競馬場での中華人民共和国の民主化支援コンサートに参加をし、約30万人の前で、平和を願う「我的家在山的那一邊(私の家は山の向こう)」を歌い、亡命した民主化活動家とも交流を持ちます。

しかし願いはかなわず、北京で天安門事件が起きてしまいました。

1990年に予定されていた、彼女の夢であった両親の生まれた中国本土での初のコンサートも中止になっり、当時その心境を「夢は殺され 夢は見ることさえできなくなってしまった」と語っています。

今香港が中国共産党の干渉排除(香港は高度な自治が認められている。それゆえ国際機関の加盟も認められている…)で大規模なデモが行われています。

中国共産党の過去に少数民族自治区に対してのやり口と同じ事を、香港にも行おうとしているのです。

しかし天安門事件とは違い、香港は「世界都市」ですから、もし中国共産党が手を出したなら、その蛮行はネットで全世界に広まるでしょう。

香港の安寧と自由を護るべく、香港の人達を応援したいと思っています。

勿論台湾も、自由と民主主義を重んじる、日本の友邦として、応援しなければなりません。

テレサ・テンのお墓は、台北市の北東に位置する台北県金山郷の金宝山にあり、小さな公園のように整備され、本名の一字を取って「筠園」と呼ばれています。

私も台湾に行った時に参拝させて頂きました。
墓前には銅像があり、彼女の歌声が絶えず流されています。

 1995年5月8日、42才と言う若さで死去。
しかし彼女の歌声は、私達の心に残っています。

加油 香港❗️

加油 台湾❗️