忘れ得ぬ歌ぱーと804「慕情」 | 遊遊のブログ

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慕情(Love Is A Many Splendored Thing )

作詞:Sammy Fain
作曲:Paul Webster

Love is a many splendored thing
It's the April rose that only grows in the early Spring
Love is nature's way of giving a reason to be living
The golden crown that makes a man a king

Once on a high and windy hill, In the morning mist
Two lovers kissed and the world stood still
Then your fingers touched my silent heart and taught it how to sing
Yes, true love's a many splendored thing
Love is a many splendored thing
It's the April rose that only grows in the early Spring

Love is nature's way of giving a reason to be living
The golden crown that makes a man a king
Once on a high and windy hill, In the morning mist
Two lovers kissed and the world stood still
Then your fingers touched my silent heart and taught it how to sing
Yes, true love's a many splendored thing


➡️1955年制作の映画「慕情」のテーマソングで、空から見下ろす香港の街並みを、バックに流れるこの曲は、幼心にも強い印象を残してくれました。

この曲の日本語詞は
➡️愛は輝きに満ちたもの
早春に芽吹いたばかりの
四月のバラのよう
愛は自然が僕たちに与えてくれた
生きてゆくための理由
男を王にもなせる黄金の冠

ある時 風の強い丘の上で
朝もやに包まれて
恋人達が口づけを交わす
そして 時は止まった
君の指が僕の押し黙った心にふれると
僕の胸はときめきを覚える
そう 本当の愛は
輝きに満ちている

この訳詞は後年知りましたが、新婚旅行で香港(まだ英領香港の時代)に行った時に、映画の場面を思い出しながら散策しようと、ガイドさんを頼み撮影ポイントの一つでもある「レパルス・ベイ」の岩があまりにもショボくてガッカリしましたね。

実際はほとんどのシーンがスタジオ撮影だったそうだと聞き及び、夫婦でため息をついたものです。

今の奥さんのNちゃんとは、海外旅行には行ったことはありませんが、とりあえず海外旅行=香港マカオの時代を生きて来ましたので、一度は二人で行きたいものと思っていますが、返還前の熱気や自由は残っているのでしょうか…

昭和30年の中国は「大躍進」の時代だったでしょうか。
農民がバタバタと餓死していき、思いつきの政策で国民が犠牲になった時代。

この映画には、どことなく暗い翳が漂っているような気がします。

先週でしたか、市内のコーチャンフォーで「慕情」をついに見つけました。
ずっと探していたんですが、何せ田舎町ですから…