忘れ得ぬ歌ぱーと757「雨が止んだら」 | 遊遊のブログ

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雨が止んだら

作詞:なかにし礼
作曲:筒美京平

雨が止んだらお別れなのね
二人の思い出水に流して
二度と開けない南の窓に
ブルーのカーテン引きましょう
濡れたコートで濡れた身体で
あなたはあなたは
誰に誰に逢いに行くのかしら
雨が止んだら私はひとり
ドアにもたれて泪にむせぶ


雨が止んだら出て行くあなた
冷たい靴音耳に残して
あなたがつくったインクのしみを
花瓶をづらして隠しましょう
濡れたコートを濡れた身体を
あなたはあなたは
誰に誰にあたためてもらうの
雨が止んだらわたしはひとり
あなたのガウンをまとってねむる


➡️1970(昭和45)年10月21日にリリースされた、朝丘雪路さん4枚目のシングル曲で、B面は「大人の愛について」です。

この曲は昭和46年の「第13回日本レコード大賞」の作曲賞受賞曲でした。

私達子供の心にも染み入る様な曲ですが、大人の前で歌うのはNGでしたね(「ブルーライトヨコハマ」や「夜明けのスキャット」はOKだったのですが…)

朝丘雪路さんといえば「11PM」のアシスタントを思い出す方が多いでしょうが、私は一度か二度しか視ていません。子供が視る番組ではなかったですしね。

芸名の朝丘雪路は「朝の丘の雪の路」は誰にも踏まれていないので真っ白、という意味が由来だそうで、宝塚月組出身のこの人にピッタリと思います。


2018(平成30)年4月27日に、82歳で亡くなられた事がニュースで流れた時、また昭和が遠くなったと感じました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。