フォークギター
作詞・作曲;山口智充
中2の夏休み 親父と楽器屋に行き
買ってもらったのが 1本のフォークギター
兄貴のマネをして 弾いてはみたものの
Fのコードにぶつかって いきなり挫折しかけた
学校から帰って来たら まずギターを取り出して
アリスの冬の稲妻 ばっかり唄っていた
新曲を覚えても まず冬の稲妻からで
ある時おふくろが もう稲妻やめてと言った
ストロークにアルペジオ カッティングにスリーフィンガー
教えてくれたのは フォークギターマイスタディ
いろんなミュージシャンの いろんなコピーをして
高校の文化祭 弾き語りでちょっとモテた
好きな人が出来て その子の誕生日に
贈ったカセットテープ 生うたベストコレクションVOL.1
就職が決まって 満員電車にゆられ
そんな僕を励ましたのは 夕焼けとフォークギター
大阪を離れて 都会でひとり暮らし
窓から見える夜空に 夢を歌っていた
僕にも家族が出来て 僕にも子どもが出来て
でも部屋の片隅には 一本のフォークギター
一本のフォークギター
一本のフォークギター
➡️2012(平成24)年4月4日にリリースされた、山口智充さんのセカンドアルバム「晴れ時々快晴」の収録曲です。
ぐっさんは、なかなかのギターテクニックを持っていることは「くず」でも証明済みですので、私がとやかく言うことは何もありません。
そもそも私のブログ「忘れ得ぬ歌」シリーズに、平成の曲を取り上げるのは稀なのですが、今日のニュースで、ギブソンが破産宣告をしたと伝えていたため、ぐっさんのこの曲を思い出しました。
私もこの歌詞の通りで、思わず涙ぐんでしまいました(違うのは中学でも高校でも、全くモテることがなかったこと❗️)
ギブソンのギターは高嶺の花でしたが、のちにギブソン社公認の「オービル」ブランドが存在しており、私も格安なオービル製を使用していました。
但しですが、本体がいくら良くても、弦が安物ならばどうしようもありません。
当時のギター小僧って、概ねそんな奴ばかりでしたね。
今私が愛用しているのはギブソンではなくD41です。
最近アコギを持って歌う若い人が増えていますよね。
Amebaでは戸田桃香ちゃんが素敵な歌声をアップしてくれています。
これから先楽しみなシンガーとして応援しています。
出来ることなら、ギター小僧だったあの頃に戻りたい…