忘れ得ぬ歌ぱーと740「銀のオルゴール」 | 遊遊のブログ

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銀のオルゴール

作詞:松本隆
作曲:筒美京平

結婚を祝う言葉を
あれこれと考えたのよ
それなのにあなたと会って
目を見たらなにも言えない
ホームには仲間があふれ
にこやかに握手してたわ
ごめんなさい指がふれたら
泣きそうで近よれないの
動き出す汽車のデッキに
小走りに渡すオルゴール
悲しみのウェディングマーチ
あなたへの贈り物です


花嫁を夢に見ていた
少女などもういないのよ
ひとつだけわかってるのは
置き去りになった自分ね
風に鳴る銀のオルゴール
一度でもキスしていたら
運命が変ったかしら


今頃は列車の窓で
ゼンマイの切れたオルゴール
窓ガラス一枚へだて
幸せと不幸せです


➡️1976(昭和51)年9月1日にリリースされた、太田裕美さんの6枚目のシングル「最後の一葉」のB面曲です。

「最後の一葉」はピアノの弾き語り風アレンジでしたが、オルゴールをバックにした3/4拍子のこの曲が私は好きでした。が、そもそもこの曲は「知る人ぞ知る」的な曲だったような気がします。

A面の「最後の一葉」は、結構なヒット曲だったのですが、ラジオのリクエスト番組で、わざわざB面曲をリクエストする人もいなかったですしね…

私は「しあわせ未満」と共に好きなんですが、男子が人前で歌ったら、間違いなくドン引きされたであろう曲ですので、私も人前では歌ったことはありません。

この曲がリリースされた昭和51年は、9月6日 函館空港に、ソ連のMig-25がに着陸し亡命を求めた事件が発生した年で「ロスケが攻めてくる」なんてマジでいっていた年です。

巷では「およげたいやきくん」が流れまくっていました年でもありました。

私は中学3年生で、人並みな生活を里子先で送っていましたが、思春期とでも言うのか反抗期とでも言うのか、まあ孤独を好んでいたのは確かです。

そしてこの曲をこっそりギターで弾いていたと言う、クラ~イ少年ではありました。

もっともN.KちゃんやC.Kちゃん、Nちゃんはお見通しで、少し引かれて見られたものです。

でも歌くらいは好きなのを歌わせて欲しいですよ❗️
当時は太田裕美さんのファンだったんですから。

ただこの曲ですが、今じっくりと聴くと、ヤバい歌詞に思えるのは私だけでしょうか?