ふるさとへお帰り
作詞:山川啓介
作曲:平尾昌晃
ふるさとへお帰り明日のキップを
お前に黙って買っておいたよ
この街で暮らせば傷付くばかりさ
何もかも忘れてやり直すんだよ
最初に会ったあの日から妹みたいな気がしてた
愛を無くして泣いている
お前を見るのが辛いんだよ
ふるさとへお帰り寂しくなるけど
お前の涙が乾けばいいさ
荷造りがすんだら電話をおくれよ
二人きり朝まで陽気に飲もうや
最初に会ったあの日から妹みたいな気がしてた
酔っちまったら言いそうだ
お前を本当は好きだなんて
最初に会ったあの日から妹みたいな気がしてた
酔っちまったら言いそうだ
お前を本当は好きだなんて
➡️1976年(昭和51)年10月17日から1977(昭和52)年11月13日まで、日曜日20時より放送された「俺たちの朝」11月28日放送「出逢いと愛と別れ」の挿入歌として、秋野太作(役名も同じ)さんが歌った曲で、B面は「どうしたの」
「出逢いと愛と別れ」は、浅野真弓さん演じる「かずみ」と「ヌケ」の絡みを描いたもので、劇中で流れる淡々とした秋野さんの歌声が印象的でした。
今では内容をキレイさっぱり忘れてしまいましたが、メロディーだけはずっと覚えていました。が、当時はビデオなんか家庭にあるわけもなく、カセットテープに録音していた訳でもなく、当然歌詞なんかうろ覚えで、やっとこさYouTubeで見つけたわけです。
改めて聴くと難しい歌です。
YouTubeを視聴しながら歌ってみましたが、うちの奥さんの事は言えない位「ド下手くそ」でしたね(笑)
「忘れ得ぬ歌ぱーと39」で、松崎しげるさん歌う「俺たちの朝」を紹介した時にも書きましたが、私達夫婦は当時の鎌倉、横須賀に行きました。
まだ「俺たちの朝」の余韻が残っており、江ノ電藤沢駅の改札口には、出演者が記念撮影したであろう写真が飾られており、江ノ電もこの番組のおかげで経営危機を脱したとか…
あの頃の江ノ電は、古い電車ばかりでした。
極楽寺駅から乗った「かずみ」
見送った「ヌケ」
この曲を改めて聴くと、男の「優しさ」「弱さ」を問われる様な気がします。