I CAME FROM 横須賀
作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童
横須賀から 汐入 追浜 金沢八景 金沢文庫
汐風の中 走ってゆくの
赤い電車は白い線
駅の名前をソラで言えるの
横須賀マンボ・Tシャツね
I came from 横須賀
あなたに会いに来た
I came from 横須賀
あなたに会いに来た
文庫すぎて 上大岡 井戸ヶ谷 日の出町 横浜まで
窓を開ければ緑が飛ぶの
快速特急 音をたてる
扉の近くに陣取りながら
呪文のようにつぶやくの
I came from 横須賀
あなたに会いに来た
I came from 横須賀
あなたに会いに来た
横浜から 鶴見 川崎 品川ここまでの道
小さな屋根が集まっている
歴史のあともあるけれど
あいにく私は詳しくないの
心に走る線路なの
I came from 横須賀
あなたに会いに来た
I came from 横須賀
あなたに会いに来た

このアルバムは、全曲が阿木・宇崎夫妻コンビによる作品で、帯コピーは「このアルバム私の分身。この中に18歳のそう制服をぬいだわたしのすべてが入っています。 山口百恵」と言う、今読み返すと「さぶイボ」がたちそうなコピーですが、この当時のアイドルは、こんな感じではありました。
歌詞には「京浜急行」の駅名が読み込まれていますが、何で国鉄ちゃうねん…とツッコミを入れようとしましたが、国鉄だと駅が足りない訳なんですね(この曲の京急の駅は13。当時の国鉄だと横須賀から品川まで11)
まぁ、そういう問題でもないと思いますが、私はどちらかと言えば、横須賀線派でしたので、京急に乗るのは、三崎口に行くとき位でしたね。
一番の理由は、当時の京急車両はロングシート車ばかり。
国鉄の113系はボックスシート車でしたから、田舎者としては、国鉄車両を好んだ訳です。
この曲を聴いたのは、高校1年の春でしたが、見知らぬ「横須賀」の街を思い浮かべたものでした。
京急の赤は、横須賀の街によく似合います。
ただ、市内はトンネルだらけですが…