歌人
作詞・作曲:村下孝蔵
早いもんだね
時が経つのは
別れて半年過ぎた
今も時々あの店の前
通ればお前が居そうで
おかしいもんさ
変わらぬ癖
こんな淋しい夜は
お前の代わり 夜風誘って
今夜もあの日の店
いくら飲んでも
酔えない心
背中に隠しては
歌えよ ほら 歌うよ
お前の好きな歌
そんなお前を愛した4年
余りに長すぎたのか
子供のような心変わりは
今も俺に出来はしない
人に言えない
秘密のひとつ
男にはあるものさ
こんな夜は 時計はずして
ひとり飲む忘れ水
いくら飲んでも
酔えない心
背中に隠しては
歌えよ ほら 歌うよ
お前の好きな歌
飲んでも酔えない心
背中に隠しては
歌えよ ほら 歌うよ
お前の好きな歌

SIDE 1
陽だまり
ねがい
夢のつづき
とまりぎ
月あかり
モ・ザ・イ・ク
SIDE 2
かざぐるま
哀愁物語 -哀愁にさようなら-
美しすぎるミステイク
離愁
約束
歌人
が収録されたアルバムでしたが、シングルカットされた曲も含まれています。
「歌人」は別れたはずなのに、あの店に彼女がまだいそうで、ついつい深酒になってしまう男の弱さを3/4拍子のテンポで、とつとつと歌っているのが印象的です。
私はお酒が一滴も飲めない体質で、酒が飲める人を羨ましいと思っていましたが、今では匂いを嗅ぐのも嫌です。
我が家にもお酒等はありますが、仏壇にお供えする為のもので、日本酒と父が好きだったウイスキーとビールです。
もし私が飲めたなら、仏壇の前で、グラスを傾けるのでしょうが、いつもお茶かジュースで相手をしているお子ちゃまなのです。
失恋しても、飲めないから深酒したこともないし、やけ酒もありません。
だから結構ストレス溜まりまくりの人生でしたね。
今ではタバコも止めて、まぁ健全な暮らし?ではあります。
父や母が好きだった歌って、何だったのかわかりませんが、仏間でギターを弾きながら、昭和の歌を歌うのも、なかなか良いものかも知れません。
今日は1日暴風雨で、二人とも家の中でした。
こんな日に仏間にこもっているのは、精神上に良くないので、奥さんのNちゃんに、又又引きずり出されました。