忘れ得ぬ歌ぱーと617「旅的途上(たびのとじょう)」 | 遊遊のブログ

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旅的途上(たびのとじょう)

作詞・作曲:河島英五

春はあざやか
菜の花畑で
雲などながめコップ酒
夏は星降る
浜辺に手まくら
波を相手に旅の酒
人恋しさに飲んだ酒が
なお人恋しくさせる
年がら年中恋こがれ
人生旅的途上


秋はすれちがう
うしろ姿に
面影偲び手酌酒
冬は暮れゆく空の彼方よ
鳥は南へ俺は北へ
あこがれ求め
さまよう胸の
燃える想いを伝えん
たどり着くやら
着けぬやら
人生旅的途上


人恋しさに飲んだ酒が
なお人恋しくさせる
年がら年中恋こがれ
人生旅的途上
たどり着くやら
着けぬやら
人生旅的途上


soon1996(平成8)年07月1日にリリースされた、河島英五さんのシングル曲で、カップリングは「ブーツを履いて」

同じ年の10月21日にリリースされた、アルバム「自選集」にも収録されています。

「自選集」には
ノウダラ峠
ノウダラの女
旅的途上 (たびのとじょう)
のんべ
オオカミ
生きてりゃいいさ
てんびんばかり
風は旅人
どんまいどんまい
何かいいことないかな
地団駄
野風増
酒と泪と男と女
時代おくれ
ほろ酔いで
いくつかの場面
心から心へ
と、これでもかと言うくらい、河島英五さんの魅力が詰まったアルバムです。

私も「旅的途上」は、このアルバムで覚えました。

平成8年と言えば、アトランタオリンピックがあった年ですが、巷では「ルーズソックスが流行」
「アムラーファッション(茶髪、ロングヘア、細い眉、厚底の靴、ミニスカート)の流行」
「へそ出しルック」
「ナマ足」
「援助交際」
等々、私でも頭が痛くなるようなご時世でしたが、そんな中で河島英五さんは、男臭さをプンプンさせていましたね。

男の強さだけではなく、哀しさ、優しさ、父親としての心情を唱いあげた数々の曲は、時代を越えて歌い継がれています。

ただこの曲がリリースされてから5年後、河島英五さんはあの世に旅立たれました。

正直信じられなかった。

私は知らなかったのですが、河島英五さんの忌日となった4月16日は「桜風忌」と呼ばれているとの事で、Nちゃんから教えて貰いました。

はて、この人河島英五さんを聴いていたのかな?
頼りになるお兄さんみたいだから、結構聴いていたとの事でした。

しかも私からかっさらっていったCDを聴いていたとの事。

まぁ夫婦だし、借りパクじゃないから良いですけどね。