忘れ得ぬ歌ぱーと605「夏の人」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

夏の人

作詞・作曲:山木康世

あなたの素敵な髪 そよ風まき込み
踊りながら 駆けてくるのが
見える砂浜
広がる七つの海 貝殻 運んで
歌いながら 寄せてくるのが
見える砂浜
さよなら 青いサングラス
さよなら 赤い麦わら帽
バイ バイ いつの日か
あなたに 会えるまで


静かに暮れ行く空
おしゃれなお陽様
焦がしながら 落ちて行くのが
見える砂浜
さよなら 青いサングラス
さよなら 赤い麦わら帽
バイ バイ いつの日か
あなたに 会えるまで


さよなら 青いサングラス
さよなら 赤い麦わら帽
バイ バイ いつの日か
あなたに 会えるまで


soon1974(昭和49)年4月25日にリリースされた、ふきのとうファーストアルバム「ふきのとう」の収録曲です。

ふきのとうと言えば、どうしても「白い冬」等のヒット曲が思い出され、もちろんこのアルバムにも収録されてはいますが、シングルカットされていない曲の方が、私は好きです。


この曲(アルバム)がリリースされた時、私は中学1年生になったばかりでした。

ですから「LPレコード」を買うなんて(里親にねだるなんて)考えてもいなかった時期で、この曲もラジオ番組で聴いて覚えた曲です。

釧路は海水浴場のない街で、砂浜も日本海側の様に、どこまでも続いている訳ではありません(岩や崖の方が多いかも)

ですから私はどうしても、新潟や小樽の浜辺を思い出してしまいます。

里子先のN,Kちゃんと言えば、砂浜=千代の浦海岸という、まことにローカルな発想でしかなく、C,Kちゃんも似たようなもの(Nちゃんは海水浴場を知っている…釧路は外国か?)

ですから、釧路で青春時代を過ごした人は、千代の浦海岸や知人浜での出会いや恋は、皆無に等しいと思います。

とは言うものの、私達はふきのとうが大好きで、この曲も良く歌っていました。

千代の浦は魚臭い浜でしたが、知人浜は港のすぐそばにありますが、太平洋が目の前に広がり、夏の終わりは、やはり寂しさを感じさせてくれます。

そんな時この曲を思い出すのですが「私達が揃うと『ギンギンギラギラ夕陽が沈む…』方が似合うね」とC,Kちゃん。

景色だけはあの頃と変わっていないんですがね。

今日から9月。
釧路はお祭りです。