作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎
浜日傘 ゆらゆら
すらりとのびた長い脚
蒼い夏が 駆けてゆく
ぼくは昼寝を口実に
泳げないのを幸いに
女の子って やっぱりいいな
裸の子 じゃぶじゃぶ
おちんちんさえ かわいくて
蒼い夏が はしゃいでる
きみは夏みかん 剥きながら
早く子供が 欲しいなぁ
わざと言って
溜息ひとつ
孟蘭盆会 ちらちら
燈籠流し 水明り
蒼い夏に祈りあり
いつか亡びる この海が
肌をじりじり こがすので
今夜きっと
寝つかれぬでしょう
老夫婦 はらはら
すごした日々が 朽ちてゆく
蒼い夏に 淋しさあり
ぼくは平凡な 愛妻家
もうなにも考えまい
愛することの
わずらわしささえ

シングル化されたのは、全く分かりませんでしたので、私が知っている「蒼い夏」は、アルバム「伽草子」収録のものです。
「伽草子」がリリースされる前、拓郎さんが女子大生に暴行を加えた容疑で逮捕された「金沢事件」の影響で発売が危ぶまれましたが、6月1日に無事発売。
ちなみにアルバム発売の時は勾留中で、翌日に釈放されています。
なお、女子大生の被害は「狂言」でした。
それはそれとして、この曲はギターを弾きながら歌うと、知らん間に人が集まってきました。
合唱にはなりませんが、みんなリズムを取って、聴いていたものです。
歌詞が釧路に住む子供達には、想像出来ない世界だからでしょうか(釧路地方に海水浴場はないし、学校にもプールがない)
ですから「スラリと伸びた長い足」の女性なんか、テレビでしか観たことありませんから(笑)
勿論NちゃんもN,KちゃんもC,KちゃんもI,Kちゃんも、みなさん当時の日本女子ですから論外。
男共は、明星や平凡を見ながら、ため息をつくわけです。
この曲の歌詞は、四番全てを組み合わせた時、人生を知るようになっている曲で、私達は生意気にも、拓郎さんの曲を解説なんかしてたものでした。ああハズカシイ…
明日からは9月ですね。
北海道はとっくに夏休みは終わり、秋が駆け足でやって来てます。
ナナカマドの実も、だいぶ紅くなりました。