忘れ得ぬ歌ぱーと581「神様のくれた5分」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

神様のくれた5分

作詞・作曲:さだまさし

地下鉄の駅を出た処で 懐しい制服に出会ったわ
あなたの選んだ待ち合わせ場所は 私の学校の近くだった
眩しすぎる初夏の日射しに 立ちのぼる陽炎の向うから
あの日の私が横断歩道を ゆっくりと渡って来る
いくつもの初恋を過ごして
教科書にない恋も学んで
いつも青空を背負っていた私が
傘の差しかたもいつの間にか憶えて
ああ あの頃好きだった人は
いつかイニシャルの向う側に去り
アイスティ越しにあなたを待っている
神様のくれた5分



散水車が町を濡らしてくお店に流れるのはサティ
白い野球部のユニフォーム達が 思い出を横切ってゆく
いくつもの記念日を刻んで
あなたには内緒の日もある
笑顔を作るのが上手な私が
今は泣き顔を演じられるしあわせ
ああ あの頃悲しかったことも
あなたのポロシャツの向う側に去り
アイスティ越しにあなたを待っている
神様のくれた5分



soon1991(平成3)年7月25日にリリースされた、さだまさしさんソロ17枚目のアルバム「家族の肖像」の収録曲です。

このアルバムは、タイトルのとおり「家族」をテーマにしたもので、同年4月にリリース済のシングル「息子へ~父からの風~」と、同年7月リリースのシングル「娘へ~大和撫子養成ギブス篇~」と併せ「家族テーマ3部作」としてリリースされたものです。
なお、これらシングル2作は、さださんの長男・大陸君、長女・詠夢さんに向けたメッセージ・ソングとなっています。

この曲の歌詞は、些細なことで昔の恋の思い出を懐かしむ女性を、リリカルに表現しています。

「…いくつもの記念日を刻んで
あなたには内緒の日もある
笑顔を作るのが上手な私が
今は泣き顔を演じられるしあわせ」

私はこの部分が大好きで、今でも胸が「キュン」となってしまいます。

私達が住んでいた釧路は、さださんの描く様な街ではありませんでしたが、あの時代は誰もが、淡い気持を抱いていたに違いありません。

もっとも「昭和」と「平成」では、同じ高校生でも別種みたいなものですが(笑)

N,KちゃんやC,Kちゃんが生きていたら、この曲を好きになっていたでしょうね。

今日は「お盆」
釧路は来月ですが、道内でも網走や根室は7月盆。

私も来月のお盆までには退院出来そうで、今からNちゃんと、色々構想を練っていますよ。


まぁ、大概は構想倒れですが…