忘れ得ぬ歌ぱーと463「二人」 | 遊遊のブログ

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二人

作詞:大川茂
作曲:山本俊彦

あなたの大事な
人に いつか
おしえて あげなさい
この世には
あなたで なけりゃ
買えない ものがある
夜明け前の ひとときの
とても 悲しいほどの
静けさを
ルルル… ルルル…
ルルル…


あなたの大事な
人が いつか
忘れている時に
夜明け前の ひとときの
とても 悲しいほどの
静けさを
ルルル… ルルル…
ルルル…


あなたの大事な
人が いつか
忘れている時に


soon1972(昭和47)年7月26日にリリースされた、赤い鳥6枚目のアルバム「パーティー」の収録曲です。

このアルバムには
○特急列車
○サザンスペシャル
○二人
○白い墓
○茶色のはっぱ
○私はペンキ屋になるだろう
○パーティーへおいでよ
○小鳩たちの家
○こわれた世界
○鬼憂 ONEW
○鳥のように
○紙風船
の12曲が収録されています。

このアルバムは、児童相談所と養護施設に置いてありましたので、小学生ながら知っていました。
赤い鳥は1969(昭和44)年11月の「第3回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト」に関西・四国地区代表として出場し「竹田の子守唄」「COME AND GO WITH ME」を歌い、フォーク・ミュージック部門の第1位を獲得、他部門の優勝グループ゚を抑えて、グランプリを獲得しました。
この時出場していた、小田和正さんの「オフコース」を聴いて「ザ゙・フォーク・シンガーズ゙」として出場していた財津和夫さんは「オフコース」を聴いて「負けた」と思い、その「オフコース」の小田和正さんは、は赤い鳥を聴いて「負けた」と思ったと言います。

赤い鳥と言うグループは、間違いなく日本のフォーク史に燦然と輝くグループです。

ただ「翼を下さい」「竹田の子守唄」「紙風船」があまりにも有名な為か、他の曲は隠れがちになっていますが、それぞれが味のある曲です。

この「二人」は、後の「ハイ・ファイ・セット」に通じるものがあり、興味深い曲です。

赤い鳥と言えば、親友のC,Kちゃんが好きで、よく口ずさんでいました。

細かな傷だらけで、明らかに栄養の足りない顔色の女の子が歌う「竹田の子守唄」や「二人」は、あまりにも悲しい歌でした。

しかし何故当時の行政は 救ってくれなかったのでしょうね。

子供の価値が違っていたのでしょうか…