作詞・作曲:山木康世
誰にも知られず
ひっそりと
離ればなれに
生まれ落ち
闇から闇へと かけめぐる
男と女の 流れ星
ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて
流星ワルツ
若い日
あなたにめぐり逢い
離れられない 二人には
月日は悲しく 過ぎ去った
男と女の 流れ星
ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて
流星ワルツ
くちびる重ねて ゆっくりと
二人一緒に 燃えつきる
春までしんぼう もう少し
男と女の 流れ星
ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて
流星ワルツ
ワルツを踊りましょう
足なみそろえて
今は涙をふいて
流星ワルツ

この曲は「風来坊」と「影法師」に挟まれているためか、歌詞も曲も重々しく感じられました。
この曲は、里子先のN,Kちゃんが亡くなって、ちょうど20日目にリリースされています。
私はどつぼに嵌まった状態でしたから、ラジオから流れてきたこの曲を聴いて、ラジオを投げつけてやりたい衝動に駆られたものです。
ただ、当時私は高校生で、意味も解らず、イメージだけを追っていましたが、この年になって、やっとこの曲の意味が解るようになりました。
他の季節でもよく聴いてはいますが、秋になると、無性にふきのとう、それも「流星ワルツ」が聴きたくなります。
秋に聴きたい歌手をと尋ねられたら、迷わず「ふきのとう」と言ってしまいますが、やはり彼等が北海道出身で、身近に感じているからでしょう。
うちの奥さんも「ふきのとう」はよく聴いているみたいです(家に帰ると「ふきのとう」が流れている)が、好きな曲は「影法師」との事。
それを聞いて「やっぱり赤い糸の伝説ってのはあるんやな…」と思ってしまいました。
「流星ワルツ」は、歌詞が辛いから、あまり聴かないようにしているらしいです。
釧路は昨日からの大雨も止んで、かなり気温が低くなって来ました。
街路樹のナナカマドも色づき、季節は確実に秋に突入。
考えたくもないですが、来月末には、初雪です。