忘れ得ぬ歌ぱーと440「恋のノーベル賞」 | 遊遊のブログ

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恋のノーベル賞

作詞・作曲:後藤悦治郎

幼いあの日に夢にみた
天才 科学者 冒険家
いずれも 僕には縁がない
もらえるひとつの表彰状
君にもらった恋の恋の恋のノーベル賞


愛をみつけた恋人に
花を愛するあの人に
ギターとほほえみ持つ人に
拍手と投げKiss ささげよう
君は博士だ
恋の恋の恋のノーベル賞


ナイルの岸辺に住むワニも
毛皮でかざったパリジェンヌも
恋する悩みは みな同じ
愛する苦しさ 知る時に
君は博士だ
恋の恋の恋のノーベル賞


ロダンの彫刻 動かない
今だに一歩も 動かない
モナリザみつめて 動けない
恋する強さは 石のように
君は博士だ
恋の恋の恋のノーベル賞


君は博士だ
恋の恋の恋のノーベル賞


soon1979(昭和54)年2月25日にリリースされた、紙ふうせん4枚目のアルバム「フレンズ」に収録されている曲です(このアルバムは廃盤。CD化され「紙ふうせんゴールデンベスト」に収録)

紙ふうせんは、1974(昭和49)年に、元「赤い鳥」メンバーだった後藤悦治郎さんと平山泰代さんによる夫婦デュオで、近畿地方を中心に活動を続ける、息の長いデュオです。

二人は兵庫県立尼崎北高等学校の同級生でしたが、ほとんど交流がなく、大学入学後に再会したそうです。

その後「赤い鳥」での活躍は、説明するまでもないでしょう。

「赤い鳥」解散後に結成した「紙ふうせん」は、1974(昭和49)年10月5日に「いかつり唄」でデビューしますが、このデュオを有名にしたのは1977(昭和52)年11月1日きリリースされた「冬が来る前に」でしょう。

「冬が来る前に」の2年後に「フレンズ」がリリースされましたが、この曲が妙に気に入っていて、よく口ずさんでいたらしいです。

「幼いあの日に夢にみた天才 科学者 冒険家
いずれも 僕には縁がない
もらえるひとつの表彰状
君にもらった恋の恋の恋のノーベル賞」

確かに私にはどれも縁が無かったですねェ(笑)

幼なじみのNちゃんと一緒になったけど、この先「恋のノーベル賞」は貰えるでしょうかね…

それにしても後藤悦治郎さんと言う方は、こんなコミカルなものから、心にズンと響くものまで、本当に多彩な詞を書く方です。

夫婦仲と併せて「紙ふうせん」が今に至るも続いている理由なのでしょうね。