作詞・作曲:杉山加奈
昔ドイツの娘が 愛した人に
遠いわかれ告げられて
泣いていました
こんな悲しい想いなど
消してしまおうと
リイベという名の人形を
作りました
外は雨が降り
きりがたちこもり
部屋に ランプだけが
ともる夜は
リイベよ
どうか踊っておくれ
愛する心に
まぶたを閉じておくれ
こんな悲しい姿など
消してしまおうと
リイベという名の人形を
作りました
花も木も草も 星がふる空も
すべてが 静かにねむる夜は
リイベよ
どうか踊っておくれ
愛する心に
まぶたを閉じておくれ
外は雨が降り
きりがたちこもり
部屋に ランプだけが
ともる夜は
リイベよ
どうか踊っておくれ
愛する心に
まぶたを閉じておくれ
リイベよ
どうか踊っておくれ
愛する心に
まぶたを閉じておくれ

「さそり座」は、杉山加奈と堀部雅子のデュオで、グループ名の「さそり座」は、二人の誕生月が「さそり座」であることに由来しています。
忘れ得ぬ歌ぱーと9(2014年6月22日)に 「窓ガラスのへのへのもへじ」を紹介していますが、まさかB面曲が、カラオケにあるとは知りませんでした。
「さそり座」の経歴はと言うと、1984(昭和59)年秋に「窓ガラスのへのへのもへじ」で、ポピュラーソングコンテストのブロック(中部北陸)大会でグランプリを獲得し、第28回ポプコンつま恋本選会に出場、優秀曲賞を受賞。翌年2月に「窓ガラスのへのへのもへじ」でデビュー。
また1986(昭和61)年秋には事実上「最後のポプコン」となった第32回ポプコンつま恋本選会にも出場。「おいでブランコリー」はジュニア金賞を受賞し、世界歌謡祭に出場しました。
「窓ガラスのへのへのもへじ」は、甘酸っぱい気持ちにさせてくれる曲ですが、この「なぐさめのリイベ」は、どことなく背伸びした歌詞が、加奈ちゃんと雅子ちゃんを、より可愛らしく感じさせます。
ちなみにリイベ(Liebe)はドイツ語で「愛」という意味ですが、中学生でこんな歌詞を作れるのはすごいの一言です。
生「さそり座」を知っているだけに、何処かのライブ会場で会いたいですね…
(現在は「さそり座」ではなく「SWAY」)