忘れ得ぬ歌ぱーと397「夏の日の恋」 | 遊遊のブログ

遊遊のブログ

思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

夏の日の恋

作詞・作曲:宇徳敬子

風に揺れる前髪
少し切り過ぎたみたい
笑わないその瞳 胸に刻んでる
今 何してるの
美術館ではじめて
あなたを見かけた
偶然も運命に 思えてしまう
ああ 気づいて…
夏の日の恋 もっと知りたい
心だけが あなたを探してる


幼い頃 遊んだ
公園へ出かける
過ぎ行く時間達を
誰か止めて欲しい
今も まだ覚えてる
夏の日の恋 泳ぎ疲れたら
二人だけで 都会を歩きたい


日曜午後の平和 銀杏の木陰
あの頃の声が 聴こえてくる


soon1993(平成5)年8月4日にリリースされた、宇徳敬子のソロファーストシングル「あなたの夢の中そっと忍び込みたい」のB面曲で、翌1994(平成6)年10月10日にリリースされた、ソロファーストアルバム「砂時計」の1曲目に収録されています。

2月8日忘れ得ぬ歌ぱーと208「きれいだと言ってくれた」でも「砂時計」を紹介していますので、そちらも読んでみてください。

この曲がリリースされた平成5年は、皇太子殿下と雅子さまの御結婚
サッカーJリーグ開幕
ロスタイムの失点でW杯出場を逃す(ドーハの悲劇)
新幹線「のぞみ」が山陽新幹線で運行開始
等の出来事があり、巷には「コギャル」が溢れ、「ブルセラショップ」なる物も見受けられた時代でした。

当時の私は×1でして、何となくこんな綺麗な歌詞の「恋」に憧れていまして、それなりの努力はしたのですが、美術館に行くような柄でもなく、ましてや偶然に見つけるなんて、あり得ませんでしたからね。

その後北海道に戻り、すったもんだ…と言うか、めでたくと言うか、今年幼なじみのNちゃんと一緒になりました。

今日の午前中、久々に「鶴ヶ岱公園に行こう」となり、
「幼い頃 遊んだ
公園へ出かける
過ぎ行く時間達を
誰か止めて欲しい
今も まだ覚えてる
日曜午後の平和 銀杏の木陰
あの頃の声が 聴こえてくる」

鶴ヶ岱公園には、銀杏はありませんが、二人で歩いた公園は、あの頃とは違いますが、この歌詞の通りです。

ただ違うのは、子供達の姿が少ないことでしょうか。

ベンチに座って、冷たいコーラを半分こして飲みながら、Nちゃんの横顔を見ると、やっぱりオバハンでした。

勿論私はオッサンですけど、Nちゃんといると、やっぱりあの頃の風景が甦るのです。

今日の釧路は、午後から太陽が出て、気持ちよい散歩でした。