作詞:水甫杜司
作曲:上綱克彦
赤いキャンディ 包んでくれたのは
古い Newspaper
白いペンキ 何度も塗りかえす
夏の風の中で…
今頃 故郷のテネシ-あたり
刈り入れ時さと カタコト交りで
バルコニ-から 覗くあんたは
ブロンドさえも 色褪せていた
派手な化粧 振り撒くオ-・デ・コロン
自慢の胸のペンダント
俺の髪を撫でまわしながら
開けてみせた写真
もう一度 船に乗る夢ばかり
風邪をひいた日に うわ言のように
好きなブル-ス かけてた夜は
きまって夜明けに すすり泣いてた
After midnight
哀しみは 永遠の眠りについたかい…
After midnight
哀しみは 海を渡って行ったかい…
沖を通る 貨物船ながめ
テネシ-ワルツ 歌おう
上手いもんさ あんたに教わった
ちょっとイカシタ ステップ
ほめてくれよ しゃがれた声で
芝生の下で 眠っていずに
ほめてくれよ Blue eyes 細めて
芝生の下で 眠っていずに

柳ジョージさんもそうですが、いわゆる「不良の音楽」が似合う歌い手さんやグループが、沢山おりました。
この時代の若者達は、そんな「不良の音楽」に憧れ、あるものは自分自身の応援歌として、あるものは、自分を開放するための手段として、それぞれ愛唱していたようです。
1962年と言えば、私が生まれた年で、日本海側の港町に生まれた私は、やはり港を舞台にした曲に憧れていました。
この曲の舞台は、多分横浜だと思いますが、高校1年の冬休み、Nちゃんと二人で、湘南を回りましたが、当時の横浜は、多分昭和30年代後半と、たいして変わっていなかったと思います。
むしろ私は、現在の横浜の方がわかりません。
この曲ですが、C.Kちゃんがダウンタウン・ブギウギ・バンドを好きだった為、良く私は歌わされました。
今でもたまに聞きますが、柳ジョージさんの声に、やっぱりしびれますね。
2011(平成23)年10月10日満63歳で亡くなりました。
あまりにも若すぎる死でした…