忘れ得ぬ歌ぱーと316「ポーリュシカ・ポーレ」 | 遊遊のブログ

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ポーリュシカ・ポーレ

作詞:橋本淳
作曲:レフ・コンスタンチノヴィッチ・クニッペル

緑もえる 草原をこえて
ぼくは行きたい あなたの
花咲く 窓辺へと
雲ながれる ロシアの大地に
二人の愛は めばえて
明日へと つづくのさ

忘れな草 胸に抱きしめて
別れをおしんだ あなた
やさしく 抱きしめたい
ポーリュシカ・ポーレ それは愛のことば
二人だけの ちかいさ
永遠に 消えはしない

谷間をこえ 野原をよこぎり
あなたをめざして ぼくは
今日こそ 旅にでよう
夏の嵐 冬の木枯しを
くぐりぬけたら あなたの
笑顔が 待っている

雲ながれる ロシアの大地に
若い二つの 生命が
寄りそうように もえる
ポーリュシカ・ポーレ それは愛のことば
二人のこころの ちかい
永遠に 消えはしない


soon1971(昭和46)年8月5日にリリースされた、仲雅美さん4枚目のシングル曲です。

ポーリュシカ・ポーレ ( Полюшко-поле)は、1934年に作られた曲で「交響曲第4番(コムソモール戦士の詩)」の第1楽章の第2主題で、のちに独立して軍歌として歌われるようになったものです。

当然ながら、日本語詞とは全く違います。
日本語訳
広き草原よ 緑の草原よ
駆けて行く英雄が 赤き英雄が
我らは見守る コルホーズで
労働に励む 娘たちを
娘たちよ 見守れその路を果てしないその路を 草原の路を
娘たちよ 我らは明日征く馬は速く駆ける 全てを託して
娘たちよ 涙を拭い去れ
強く轟け歌よ 天高く轟け!
広き草原よ 緑の草原よ
駆けて行く英雄が 昔の英雄が…


この曲がリリースされた当時、左翼思想を語る者は、知識階級的に見られていました。

もっともこの曲は、テレビでも放映されていた、大ヒット曲でしたから、私達子供も、大人の前で歌っていました。

確かに「赤いロシアの大地」に憧れていた人は、多かったと思います。

仲雅美さんが、またカッコイイ人で、女性をわしづかみにしていましたから、尚更かも知れません。

私は、ソ連時代に一度だけ行きましたが、憧れには遠い、貧しい国にしか見えなかったものです。
この曲、Nちゃんは歌いませんが、従姉はよく口ずさんでいます。

理由を聞くと
「仲雅美カッコよかったもん」
だそうです。

はいはい…