忘れ得ぬ歌ぱーと304「京都慕情」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

京都慕情

作詞:DURRILL JOHN ROBERT
作曲:MCGEE GERALDINE ANN
訳詞:林春生

あの人の姿懐かしい
黄昏の河原町
恋は恋は弱い女を
どうして 泣かせるの
苦しめないで
ああ責めないで
別れのつらさ知りながら
あの人の言葉想い出す
夕焼けの高瀬川


遠い日の愛の残り火が
燃えてる嵐山
すべて すべてあなたのことが
どうして消せないの
苦しめないで
ああ責めないで
別れのつらさ知りながら
遠い日は二度と帰らない
夕やみの東山


苦しめないで
ああ責めないで
別れのつらさ知りながら
遠い日は二度と帰らない
夕やみの桂川


soon1970(昭和45)年12月1日にリリースされた、渚ゆう子さんの7枚目のシングル曲で、B面は 女の指輪。

この曲は、オリコンシングルチャートで、8週連続1位を獲得した前作「京都の恋」に続いて、ザ・ベンチャーズが作曲。

外国人の作曲ですが「和」情緒溢れる曲で、子供達も口ずさんでいました。

この曲がリリースされた時は、既に釧路に越してきていましたので、この曲を聴く度に、嵯峨野に住んでいる、叔父や叔母、従姉妹達を思って泣いたものです。

この曲がリリースされる1年半前、私が京都に行くために利用していた山陰線で、立命館大学の女子大生が自殺しました。

この事を知ったのは、この曲がリリースされた頃だったと思いますが、後年彼女の手記が出版され、中学時代に読みましたが、あまりの幼さと、身勝手さに、うんざりしたのを覚えています。

それはそれとして、この曲がテレビで流れた翌日は、Nちゃんが必ずうるさく聞いてくるんです。

めんどくさいので
「姉三六角…」を教えてやりました。

理解したようなしないような…

ただ今では、何気なく「姉三六角…」を口ずさんでいるのが、微笑ましいです。

ご存知の方は多いとは思いますが
「丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四綾仏高松万五条 雪駄ちゃらちゃら魚の棚 六条三哲とおりすぎ 七条こえれば八九条 十条東寺でとどめさす」

別バージョン
「鞍や寺上立五つ今や元 武一中立長者三通り 出水下椹木 丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四条綾仏高辻や松万寿に 五条雪駄屋魚の棚 珠数二筋万年寺 七条越えて通り道なし」