作詞・作曲:谷山浩子
春のおわりの夕焼け空に
たんぽぽひとつ 黄金にもえる
春に抱かれて恋する娘
たんぽぽひとつ 黄金にもえる
いつもあなたは言葉少なく
わたしをじっとみつめてくれる
もしもあなたが後ろをみせて
あした旅立つことがあっても
あとは追わない
涙見せない赤い夕焼け 燃えて落ちても
きょうの思いは わたしに残る
熱い思いは わたしに残る
春のおわりの夕焼け空に
たんぽぽひとつ 黄金にもえる
春に抱かれて恋する娘
たんぽぽひとつ 黄金にもえる
今度もう一度風が吹いたら
行くよと言った あなたが言った
風よ吹くなと祈るわたしの
髪を乱して春風吹いた
あとは追わない
涙見せない赤い夕焼け 燃えて落ちても
あとは追わない
決めた心が ゆれてゆらいで
風にはじけた
春のおわりの夕焼け空に
たんぽぽ白く もえて旅立つ
春に抱かれて恋する娘
たんぽぽ白く もえて旅立つ
たんぽぽ白く もえて旅立つ

この曲がリリースされた当時は、地元の大学でのんべたらりんと過ごしていまして、後に奥さんとなるYさんと、お付き合いしているような、していないような、Nちゃんとは切れそうで切れていないと言うか…
とにかく私は、だらしない人間でしたから、自分で自分を嫌になっていた時でした。
そんな時に、この曲がラジオから流れて来たのですが、3月の釧路は、たんぽぽどころか、草も生えていない時季ですから、この曲に一人でツッコミを入れていました(笑)
この曲はテンポも良く、歌いやすいのですが、弾き語りには難しい曲でした。
Yさんがこの曲が好きで、よくハミングしていましたが、別れた奥さんとはいえ、彼女が釧路の夕陽をバックに歌うと、胸がキュンとしたものです。
現在、奥さんはNちゃんとなりましたが、彼女はこの曲は知らなかったらしく、首を傾げていましたが、Yさん(Nちゃんも知っている)との事を話すと「スリーパーホールド」を食らいました。
でも二人の共通の知人だけに、Nちゃんも強くは言えなかったのかも…
今日の釧路は、最高気温が12℃と暖かく、仕事の帰りに、奥さんが運転する車に入る風が、疲れた身体に心地良かったです。
ちなみに、まだたんぽぽは咲いていませんでした。