忘れ得ぬ歌ぱーと292「風来坊」 | 遊遊のブログ

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風来坊

作詞・作曲:山木 康世

この空どこまで高いのか
青い空 お前と見上げたかった
飛行機雲のかかる空
風来坊 サヨナラがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
雲がちぎれ 消えるだけ
空は高く 高く

この風どこまで強いのか
北の風 お前と防ぎたかった
ピュー ピュー 身体を刺す風
風来坊 うつむきがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
背中丸め 直すだけ
風は強く 強く

この道どこまで遠いのか
恋の道 お前と暮らしたかった
振られ捨てられ 気付く道
風来坊 強がりがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
瞳熱く うるむだけ
道は遠く 遠く

この坂どこまで続くのか
上り坂 お前と歩きたかった
誰でも 一度は上る坂
風来坊 独りがよく似合う
歩き疲れて 立ち止まり
振り向き振り向き 来たけれど
影が長く 伸びるだけ
坂は続く 続く
坂は続く 続く……


soon1977(昭和522)年7月21日にリリースされた、ふきのとう8枚目のシングルです。

「風来坊」を辞書で調べてみると
「どこからともなくやって来る人。また、身元が知れず、一つ所にとどまらない人。風来人。風来者」
となっております。

この曲を初めて聴いたのは、高校1年の秋で、HBCラジオの番組(番組名は失念…夕方だけは憶えています)でした。

秋と言っても晩秋で、外は真っ暗でしたので、10月頃だったでしょうか。
この時期、里子先のN,Kちゃんが、入院していましたので、聴いたのも病室だったかも知れません。
私は昔から「風来坊」に憧れて?いた訳ではありませんが、家⇔学校⇔病院⇔家の繰り返しでしたから、とにかく釧路から離れたくて、暇があれば駅に行き、列車を見ていたものです。

それを見かねたNちゃんやC,Kちゃんは、私を引きずる様にして連れ戻し、C,Kちゃんに至っては、私のほっぺたを往復ビンタ。
奥さんのNちゃんも、当時の事はよ~く憶えていまして「C,Kちゃんがビンタ食らわさなかったら、私がビンタ食らわせてた」
心配されていたんですね、私って…

ただ、心配の半分は、二人の早とちりなんですけどね。