忘れ得ぬ歌ぱーと287「面影橋から」 | 遊遊のブログ

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面影橋から

作詞:及川恒平・田中伸彦
作曲:及川恒平

面影橋から 天満橋
天満橋から 日影橋
季節外れの風に乗り
季節外れの赤とんぼ
流してあげよか 大淀に
切って捨てよか 大淀に

いにしえ坂から わらべ坂
わらべ坂から 五番坂
春はどこから来るかしら
風に吹かれて来るかしら
巡り巡る 思い出に
歌を忘れた 影法師


soon1972(昭和47)年11月10日にリリースされた、釧路が誇るシンガー、及川恒平さんのシングル曲で、同じ年の11月25日にリリースされた、六文銭のアルバム「六文銭メモリアル」にも収録されています。

「ぱーと285」で紹介した、N・S・Pの「面影橋」は、まず間違いなく、神田川にかかる「面影橋」と思うのですが、恒平さんの「面影橋から」は、さて何処でしょうか?

「面影橋」は東京にありますが
「天満橋」
「日影橋」
はありません。

「天満橋」でしたら、大阪市内にありますし、京阪電車の「天満橋駅」もあります。

「流してあげよか 大淀に切って捨てよか 大淀に」
とありますから、大阪なんでしょうか…

この曲に関しては、中学生時代、友人達と散々議論しました。

で、私が京都出身でしたから、Nちゃんなんか、エライ勢いで聞いてきたんですね。

でも…京都と大阪は、北海道にしたら同じ町の中(40km)位のイメージですが、実際、全く別の地域(別の人種?)であることが、解ってくれないのです。

とにかく、今に至るも結論は出ていません。

この曲は、コード進行は簡単ですが、意外と弾き語りするには難しい曲ではあります。

里子先のN,Kちゃんは、この曲がお気に入りで、私がリードギターを担当して、二人でよく歌っていました。

釧路市は、橋南地区に坂の多い街です。

出世坂
富士見坂
相生坂
船見坂
ひぶな坂…

私達釧路市民に一番馴染みの坂は「出世坂」で、かつては「地獄坂」「おサヨの坂」とも言われていました。

N,Kちゃんが入院してからは、頻繁にこの坂を上り下りする事になったのですが、N,Kちゃんが入院していた病院は既になく、幼稚園の時に、Nちゃんと共にオルガンの発表会に出た公民館もなく、変わらないのは、この高台から見える、夫婦阿寒だけです。