忘れ得ぬ歌ぱーと277「ともしび」 | 遊遊のブログ

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ともしび

作詞:Michail Isakovsky 作曲:不明

夜霧のかなたへ 別れを告げ
雄々しきますらお いでてゆく
窓辺にまたたく ともしびに
つきせぬ乙女の 愛のかげ

戦いに結ぶ 誓いの友
されど忘れ得ぬ 心のまち
思い出の姿 今も胸に
いとしの乙女よ 祖国の灯よ


やさしき乙女の 清き思い
海山はるかに へだつとも
ふたつの心に 赤くもゆる
こがねの灯 とわに消えず

変らぬ誓いを 胸にひめて
祖国の火のため 闘わん
若きますらおの 赤くもゆる
こがねの灯 とわに消えず

soon「ともしび」(ロシア語: Огонёк)はソビエト連邦の時代に流行した歌曲です。
日本ではいわゆるロシア民謡を代表する一曲として「カチューシャ」などとともにうたごえ運動の中で広く歌われました。

この曲は1958(昭和33)年第9回NHK紅白歌合戦に出場したダークダックスが有名にしたと言っても過言ではないでしょう。

Michail Isakovskyがこの詩を発表したのは、第二次世界大戦(ロシアでは大祖国戦争)の最中のことで、ここに描かれたような別れの光景は当時、どこでも見られるものだったと言います。

私達の年代までは、結構ロシア民謡を歌っていましたが、やはりダークダックスの影響が強かったのではないでしょうか。

今朝の新聞に、男声コーラスグループ「ダークダックス」のメンバー喜早哲さんが3月26日、急性肺炎で死去した。85歳…とありました。

喜早さんは「ゲタさん」のニックネームで知られる方です。

高見澤宏さん(パクさん)が、 2011(平成23)年1月7日に亡くなり、ダークは佐々木行さん(マンガさん)と遠山一さん(ゾウさん)の二人だけになってしまいました。

この曲は、音楽の教科書には掲載されていませんでしたが、ほとんどのクラスメートが歌うことが出来た曲です。

もっとも、私達の子供の時代は、共産主義が礼賛され、ソ連や中共は素晴らしい国である…と、教師が公言していましたからね。

しかし、この曲が今でも歌われるのは、やはり素晴らしい歌だからでしょう。

勿論Nちゃんも歌えますし、従姉も姪っ子も歌えます。

謹んで御冥福をお祈り申し上げます。