忘れ得ぬ歌ぱーと247「SEAGULL」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

SEAGULL

作詞・作曲:谷山浩子

どしゃ降りの朝の シーガル
あなたとわたし走る 寒い二月
雨にうたれて
かけこんだドアの中
かわいた椅子とテーブルグラス 灰皿
静かなレストラン

ほおづえをついたシーガル
流れる歌は 皆 あなた愛した 十七の少女の声で
トモダチニナリタイ…トモダチニナリタイ…トモダチニナリタイ……

幸せは 白く透きとおる カモメのかたちをして
わたしの上に はかない円を描きはばたいていた
わたしはただみつめるだけ 何もできずみつめるだけ
薄れて行く そのかたちを その白さを その記憶を
どしゃ降りの朝のシーガル
あなたとわたし走る 時を走る
もどれない道を


soon1983(昭和58)年4月21日にリリースされた、谷山浩子さん8枚目のアルバム「たんぽぽサラダ」の収録曲です。

優しいスリーフィンガーから始まり、サビは力強いダウンストロークで、ギターでとても弾きやすい曲でした。

このアルバムを買った経緯については、245の「LADY DAISY」で書きましたので割愛しますが、とにかく私は、谷山浩子の大ファンでした。

谷山浩子さんが、暗い、売れないだの言われていた時からのファンですから、かれこれ40年にもなりますね…

当時谷山浩子ファンを公言する人は、なかなか勇気のある人でしたが、それを世に認知せしめた?役割を担ったのは、少年チャンピオンに連載されていた「すくらっぷプック」でしょう。

小諸市出身の漫画家、小山田いくさんの作品で、小山田さんが谷山浩子ファンと言うことで、作品の中に、谷山浩子の歌をさりげなくいれていました。

「すくらっぷブック」全盛期には、小山田さん宅を訪れるファンの為に、小諸駅前交番に、案内の地図が常備していたとか…

小諸へはNちゃんと行きましたが「揚げまんじゅう」を二人で食べながら懐古園を散策し、私が「千曲川旅情の詩」を呟くと「似合わない事止めろ」と言われています…

それはともかく「SEAGULL」と言えば、私もNちゃんも、小樽港フェリーターミナルのレストランを思い出してしまいます。

出来てからもう20年くらいたったと思いますが、今年の夏にも、新潟に行くときは、シーガルでご飯を食べてから、船に乗りたいな…って思っています。


やっぱり私もNちゃんも、色気より食い気なんでしょうね(笑)