作詞・作曲:谷山浩子
どしゃ降りの朝の シーガル
あなたとわたし走る 寒い二月
雨にうたれて
かけこんだドアの中
かわいた椅子とテーブルグラス 灰皿
静かなレストラン
ほおづえをついたシーガル
流れる歌は 皆 あなた愛した 十七の少女の声で
トモダチニナリタイ…トモダチニナリタイ…トモダチニナリタイ……
幸せは 白く透きとおる カモメのかたちをして
わたしの上に はかない円を描きはばたいていた
わたしはただみつめるだけ 何もできずみつめるだけ
薄れて行く そのかたちを その白さを その記憶を
どしゃ降りの朝のシーガル
あなたとわたし走る 時を走る
もどれない道を

優しいスリーフィンガーから始まり、サビは力強いダウンストロークで、ギターでとても弾きやすい曲でした。
このアルバムを買った経緯については、245の「LADY DAISY」で書きましたので割愛しますが、とにかく私は、谷山浩子の大ファンでした。
谷山浩子さんが、暗い、売れないだの言われていた時からのファンですから、かれこれ40年にもなりますね…
当時谷山浩子ファンを公言する人は、なかなか勇気のある人でしたが、それを世に認知せしめた?役割を担ったのは、少年チャンピオンに連載されていた「すくらっぷプック」でしょう。
小諸市出身の漫画家、小山田いくさんの作品で、小山田さんが谷山浩子ファンと言うことで、作品の中に、谷山浩子の歌をさりげなくいれていました。
「すくらっぷブック」全盛期には、小山田さん宅を訪れるファンの為に、小諸駅前交番に、案内の地図が常備していたとか…
小諸へはNちゃんと行きましたが「揚げまんじゅう」を二人で食べながら懐古園を散策し、私が「千曲川旅情の詩」を呟くと「似合わない事止めろ」と言われています…
それはともかく「SEAGULL」と言えば、私もNちゃんも、小樽港フェリーターミナルのレストランを思い出してしまいます。
出来てからもう20年くらいたったと思いますが、今年の夏にも、新潟に行くときは、シーガルでご飯を食べてから、船に乗りたいな…って思っています。
やっぱり私もNちゃんも、色気より食い気なんでしょうね(笑)