忘れ得ぬ歌ぱーと242「パステルウェザー」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


パステルウェザー

作詞・作曲:谷山浩子

窓をあければ ピンクの陽射し
街をいろどる 淡い光と影
風の画用紙 ピンでとめれば
心が描く 今のこの静けさ
パステルウェザー
あなたがいない午後
パステルウェザー
夢のゆりかご


いつも見慣れた 街の景色が
姿を変える まるで魔法のよう
雨のひと筆 雲のため息
わたしの髪を ゆらす妖精たち
パステルウェザー
あなたがいない午後
パステルウェザー
夢のゆりかご


パステルウェザー
いつしかまどろんで
パステルウェザー
時計も止まる

パステルウェザー…


soon1984(昭和59)年5月21日にリリースされた、谷山浩子さん11枚目のアルバム「水の中のライオン」に収録されている曲です。

谷山浩子さん曰く…
「当時ツアーで長崎に行ったとき、バンドのメンバーと歩いていたら、風俗店のポスターにこのジャケットの写真が使われているのを発見しました。
アルバムのタイトルは最初は『ネムコさん』というのを考えたんですけど却下されて、『水の中のライオン』になったんです」
との事ですが、谷山浩子のジャケット写真が風俗?
まぁ、谷山浩子さんも若かったですからね(笑)

このアルバムは、私がやっとこさ大学を卒業させて貰い、社会人として、また一児の父親と(になろうと)して歩みだした年に発売されました。

Yさんに引きずられるように本州へと渡った私ですが、住処の八王子市のレコード店でこのアルバムを買いました。

当時の八王子市は、東京都内とは言っても、23区の人からは「東京のチベット」と呼ばれていました。
今では大きく変わりましたが、当時はまだまだ、のんびりした雰囲気を残す街で、子供が生まれてからは、高尾山や夕焼け小焼けの里によく行きましたが、東京都なのに、空がキレイで、思わずこの曲を口ずさんだのを覚えています。

今でも住みたい街のひとつが八王子市です。

一昨年八王子市に行ってきましたが、あの頃の面影を探すのに苦労しましたね。

西八王子駅なんか、もう全然わからなくなっていました。

このアルバムを買ったレコード店もありません。
丁度関東が大雪だった時で、八王子市内も郊外も「此処はとこなの?」って感じでしたが、あの頃を思い出すのには、充分過ぎる時間を過ごした気がします。