忘れ得ぬ歌ぱーと237「雨やどり」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

雨やどり

作詞・作曲:さだまさし

それはまだ私が神様を信じなかった頃
9月のとある木曜日に雨が降りまして
こんな日に素敵な彼が現れないかと
思ったところへあなたが雨やどり
すいませんねと笑うあなたの笑顔
とても凛凛しくて
前歯から右に四本目に虫歯がありまして
しかたがないので買ったばかりの
スヌーピーのハンカチ
貸してあげたけど 傘の方が良かったかしら

でも爽やかさがとても素敵だったので
そこは苦しい時だけの神だのみ
もしも もしも 出来ることでしたれば
あの人にも一度逢わせて ちょうだいませませ

ところが実に偶然というのは
恐ろしいもので 今年の初詣でに
私の晴着の裾踏んづけて
あ こりゃまたすいませんねと笑う
口元から虫歯がキラリン
夢かと思って ほっぺつねったら 痛かった
そんな馬鹿げた話は
今まで聞いたことがないと
ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる 奴らでして
それでも私が突然 口紅などつけたものだから
おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた

本当ならつれて来てみろという
リクエストにお応えして
5月のとある水曜日に彼を呼びまして
自信たっぷりに紹介したらば
彼の靴下に 穴がポカリ
あわてて おさえたけど しっかり見られた
でも爽やかさが とても素敵だわとうけたので
彼が気をよくして急に
もしも もしも 出来ることでしたれば
この人をお嫁さんにちょうだいませませ

その後 私 気を失ってたから
よくわからないけど
目が覚めたらそういう話が すっかり出来あがっていて
おめでとうって言われて も一度気を失って
気がついたら あなたの腕に 雨やどり


soon 1977(昭和52)年3月10日にリリースされた、さだまさしさんのソロ2枚目のシングルで、さだまさしさんの代表曲ともいえる曲です。

レコーディングは2月11日、熊谷会館(埼玉県熊谷市)でのライヴ収録で、観客の笑い声がはいっています。
この曲は、連続して聴くと同じメロディが繰り返されているように聞こえますが、実際は2コーラスのみで構成されている優れものです。
「秋桜」はこの曲の続編と呼べるものらしいとの事ですが、この曲にメロメロになった女子は、かなりいたみたいで、C,KちゃんやI.Kちゃんは特に好きでした。

今でもたまにギターを抱えて歌いますが、Nちゃんは思い出し笑い?しながら聴いてくれています。