大いなる旅路
作詞:小椋佳
作曲:渡辺岳夫
旅は長く遠く 肩の荷重く
時に堪えかねて 涙をふけば
胸の奥に熱く 何かがさわいだ
あの日とめどなく あふれた夢さ
なつかしい人が はるかな日々が
時の流れこえて ほら めぐる旅路さ
風がふと運んだ 汽笛の音に
時の谷間きて 歩みを止めれば
夕日 空をこがし 心に沈んだ
明日もたえまなく 燃える力さ
なつかしい人が はるかな日々が
時の流れこえて ほら めぐる旅路さ
なつかしい人が はるかな日々が
時の流れこえて ほら めぐる旅路さ

「鉄道100年 大いなる旅路」は、1972(昭和47)年4月2日から、10月15日まで日曜21時30分から 22時26分まで放送されていた、「鉄道建設100年記念」の企画ドラマです。
鉄道建設から現在(1972年時点)にいたるまで、鉄道に(国鉄が製作に協力していたので国鉄が中心)携わる人々の哀歓を描いた作品で、明治初頭に機関士となる砂田慶吉とその女婿、久保田雄介の一家を中心に100年にわたる鉄道一族をさまざまな視点で描いたオムニバス的作品でした。
ちなみに1967年(昭和42年)4月3日から1968年(昭和43年)3月30日まで 放送されたNHK連続テレビ小説の第7作「旅路」と、よく間違われたみたいですが、全くの別番組。
実は私、この番組は、3~4回しか見ていません。
理由は、継母が鉄道関係の本や番組を、一切見るのを禁止すると言う、意地の悪いことをした為で、このクソ女は、私の趣味や興味のあることを、一切禁止しやがった奴でした。
Nちゃん宅に避難した時に、かろうじて見たくらいでしたね。
この曲も、Nちゃんが汚い字で紙片に書いてくれたから覚える事が出来ました。
昭和47年の釧路は、根室東線と釧網本線には、SL牽引の客車や貨物列車が運行され、根室本線上りは、ディーゼル機関車に変わっていたと思いますが、釧路駅に行くと、常にC58や9600等のSLが屯ろしていて、そばに行くと機関士さんが機関車に乗せてくれて、石炭を罐にくべさせてくれた事もありました。
今では絶対にありえない、おおらかな時代でしたね。