忘れ得ぬ歌ぱーと142「星空」 | 遊遊のブログ

遊遊のブログ

思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


星空

作詞:喜多篠忠
作曲:伊勢正三

星がきれいね とっても
近くに見えるわ 赤い星 青い星
私中学校の時
バレーボール部にいたのよ
恋人? いたわよ
とっても背が高くて真黒に陽焼けして
シュークリームが大好きだったキャプテン
私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた


でも死んじゃったの その人
どうして? ううん お母さん教えてくれなかった
こんなきれいな星空だったわ
その人思いきり ジャンプして
そうお星さまに手が届いちゃったのよ


soon1975(昭和50)年6月5日にリリースされた「風ファーストアルバム」の収録曲です。

このアルバムの収録曲は
1.ダンシングドール
2.海岸通
3.なんとなく
4.星空
5.でいどりーむ
6.ロンリネス
7.あいつ
8.桜の道
9.東京 1975
10.はずれくじ
11.男は明日はくためだけの靴を磨く
12.お前だけが
等、後にヒットした曲も収録されていました。

星空は、2分13秒程の短い曲ですが、かぐや姫時代の「好きだったひと」に通じる何かがあるようです。

「好きだったひと」は成人の女子ですが「星空」は思春期真っ只中の女の子の初恋?ですから、中学2年だった私達の心に、ストレートに入ってきました。

当時学年に何人かは、何故か毎年亡くなっていました。
理由はわかりません。

加えて、突如学校に来なくなる生徒もいました。 これは、親の都合による「夜逃げ」的な物や、私みたいに施設にぶちこまれたりと、理由は色々でした。

この曲に関して言えば、N,Kちゃんはお気に入りの曲でしたが、Nちゃんは大嫌いな曲でした。

ギターで弾きやすい曲なのですが、Nちゃんの前で歌うと(後にはイントロでも)えらい剣幕で怒られたものです。

後になってNちゃんに理由を聞くと「N,Kちゃんの事を歌っているようだったから嫌だった…」

私はこの曲を聴く度に、彼女の言葉を思い出してしまうのです。

そしてやはりNちゃんとN,Kちゃんは、まぎれもなく親友であったことを…