忘れ得ぬ歌ぱーと140「はじめに愛があった」 | 遊遊のブログ

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はじめに愛があった

作詞・作曲:芥川澄夫

教会の鐘の音が
町にひびくとき
私はこの世に生まれました
生まれてはじめて
私が見たものは
父と母の笑顔でした
青い空に歌が聞こえる・・・・・・
今日から新しい友達が出来たと
はじめに愛があった
どこまでも青い空があった
みんなのやさしいほほえみが


生まれたよろこびと
生きているつかれから
私ははじめて眠りました
大きなうでの中
私はいだかれて
これからの人生を夢見たのです
心にいつも花が咲いてる・・・・・・
この青い地球には苦しみはないと
はじめに愛があった
どこまでも青い空があった
みんなのやさしいほほえみが


soonあけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

と言うことで、新年最初に選んだ曲は、1973(昭和48)年6月5日にリリースされた、トワ・エ・モアの「はじめに愛があった」です。

トワ・エ・モアは、芥川澄夫さんと山室英美子(現・白鳥英美子)さんのデュオで、デビュー曲の「ある日突然」を始め、数々のヒット曲を出しています。

私達北海道民にとっては、1972(昭和47)年の札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」をヒットさせたデュオとして知られています。
この曲の特徴は、出産直後の赤ちゃんの視点で、初めて感じた「愛」は、両親の愛…両親の笑顔…と言う、赤ちゃんにとっての最大、かつ素晴しい贈り物であると言う事を、難しい言葉を使うでもなく、作り上げた事と思います。
そして、山室さんの澄んだ歌声も素敵です。

この曲は、ギター一本でも歌うことが出来るので、N,KちゃんやC,Kちゃんと良く歌いました。

もっとも、この曲がリリースされた時は、私もC,Kちゃんも施設にいましたから、皮肉でしかなかったのですが、里親の愛に包まれた私達は、以後愛唱歌の一つとして口ずさむ事となります。

今、従姉と姪っ子と共に、この曲を聴いていますが、どうか悲惨な事件に巻き込まれ犠牲になる子供や、肉親親族に虐待され、命を奪われる子供が出ないように…と思っております。