作詞:白井道夫・すずききよし
作曲:すずききよし
1…おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だ
しゃばの空にはよ 太陽がさぞ明るかろ
おいらの空にはよ 裸の電灯が暗い
2…おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だビルの上ではよ ビールがさぞ冷たかろ
地下じゃ泥水が 地下足袋冷たく濡らす
3…おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だちょっくら覗けばよ ネオンがまぶしく光る
おいらの夜はよ 飯場で焼酎が待ってるぜ
4…おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だ工事終わればよ 俺たちゃお払い箱だよ
明日もどこかでよ また穴掘るもぐらもち
エンリャー テンリャ エンリャー テンリャ
エンリャー テンリャ エンリャー テンリャ
エンリャー テンリャ エンリャー テンリャ
エンリャー テンリャ エンリャーサー

私がこの曲を知ったのは高校1年の時、釧路市内のレコード屋さんで買った、高石友也さんのライヴアルバムを聴いてでした。
そのライヴアルバムは無くしてしまい、名前も忘れましたが
浪曲子守唄
ベトナムの空
学校で何を習ったの?
一人の手
風に吹かれて
死んだ女の子
勝利を我等に
ヨイトマケの唄
死んだ男の残したものは
等々と共に収録されていました。
ピートシガーやジョンバエズ、ボブディラン、その他の曲は知っていたのですが、この曲は初めてでしたので「山谷ブルース」(岡林信康さん)以上にストレートな歌詞に、思い切り頭を殴られた様な感じを受けました。
この曲がきっかけで、所謂「土方」労働の歴史(タコ部屋労働史)を調べ出し、ますます教師に渋い顔をされるハメになったのです。