忘れ得ぬ歌ぱーと44「洞爺湖畔の夕月に」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

洞爺湖畔の夕月に

作詩:時雨音羽 
作曲:渡久地政信

1…君をたずねて めぐれば湖は
青い愁いの 目をうるませて
去年の道に 草の花咲き旅の口笛 せつなくきえる
洞爺湖 洞爺湖
洞爺の湖畔

2…羊蹄のぞく 湖はるか忘れぬ人の 面影消えず峠の道を あと振り返り若い羊は なきなき越える
洞爺湖 洞爺湖
洞爺の湖畔

3…ピリカメノコの あのうたかなし
丘のチャペルに 夕月ほのか
翼やすめて 今宵はここに
渡り鳥さえ 頬すりよせて
洞爺湖 洞爺湖
洞爺の湖畔


soon昭和32年、三浦洸一さんのご当地ソング。

勿論、私が生まれる前の歌ですが、中学校の修学旅行で、ガイドさんが歌ってくれました。

「羊蹄のぞく」とは、蝦夷富士の別名がある「羊蹄山」の事で、かつては「後方羊蹄」と呼ばれていました(前方羊蹄は尻別山)

中山峠から、既に羊蹄山は見えますが、ガイドさんが歌ったのは、喜茂別町に入ってから。

国道の両側には、白いジャガイモの花が咲き乱れていました。

釧路地方には、水田も広々とした畑もありません。夏は濃霧で覆われ、牧草地が泥炭地が広がるだけです。
同じ北海道ながら、私達が住む地域とは全く違う、豊かな大地に憧れを感じました。

Nちゃんとはクラスが一緒でしたので、同じバスで、班も一緒(席は違う)でした。

洞爺湖遊覧船桟橋で、いきなり私にハンカチを投げつけたNちゃん。

どうやら私が、歌と景色を見ながら、涙ぐんでたのをみていたみたいです。