白い色は恋人の色
作詞:北山修
作曲:加藤和彦
花びらの白い色は恋人の色
なつかしい白百合は恋人の色ふるさとのあの人の
あの人の足もとに咲く白百合の
花びらの白い色は恋人の色
青空のすんだ色は初恋の色
どこまでも美しい初恋の色ふるさとのあの人と
あの人と肩並べ見たあの時の
青空の澄んだ色は初恋の色
夕やけの赤い色は想い出の色
涙でゆれていた想い出の色ふるさとのあの人の
あの人のうるんでいた瞳にうつる
夕やけの赤い色は想い出の色
想い出の色
想い出の色
➡️1969(昭和44)年10月にリリースされた、ベッツイ&クリスのデビュー曲で、B面は「
パピルスの船に乗って」
美しい北山修作品の中でも、屈指の美しさと思っています。
メンバーのうちクリス(通常向かって右側)がギターを手に持ち、ふたりのヴォーカルが美しく、当時の女子は上手い下手は別にして、殆どの人が歌っていましたし、ギターコピーをするにしても、容易く出来る事から、スリーフィンガーの入門編の様な親しみがありました。
リリースは1969年ですが、翌年に渡ってヒットを記録し、1970年のオリコン年間ヒットチャートでは第11位にランクイン。
累計売上は80万枚は、当時としてはスゴイセールスです。
ちなみに私がギターを始めて、一番最初に覚えたのがこの曲でした。
メンバーのベッツイ (エリザベス・ヴァージニア・ワーグナー Elizabeth Virginia Wagner)は1952年9月4日生まれ。
幼年期にトラップ・ファミリー合唱団の三女ヘートウィクから指導を受けた人で「ベッツイ&クリス」として活動した後、様々な職業を経て、ハワイを拠点に再び歌手として活動してます。
2006年のNHK「思い出のメロディー」では娘のエマと「ベッツイ&エマ」として出演し、往年のヒット曲を歌いました。
クリス (クリスティーン・アン・ロルセス Christine Anne Rolseth)は、1952年6月25日生まれ。
「ベッツイ&クリス」として活動した後、ハワイで音楽教師として勤務しているそうです。
美しい北山修作品の中でも、屈指の美しい歌詞と思われるこの曲。
C.KちゃんもN.Kちゃんも大好きな曲でした。