脊椎の乱れは全身の問題になります。

地球重力と頭の重みは脊椎に常に負荷を掛けております。

交通事故の時にレントゲン写真を撮り起立性頸椎症(ストレートネック)ですねと言われる事があります。

この起立性頸椎症は、色々な病気を誘発します。頸椎が乱れた事で脊椎も乱れます。脊椎が乱れ始めると徐々に歪みがひどく成り症状は、全身の問題となります。頸椎の乱れは頸椎6番から椎骨中を椎骨動脈が流れます。更に左右の椎骨動脈が脳底で合流してウィリス動脈輪に血液を送ります。頸椎の歪は動脈の走行を阻害します。血液が脳に充分に供給できなくなります。頸椎のどこかで椎骨が乱れての痺れが出現する方もおられます。

(左右の椎骨動脈の太さが違う奇形が多くあります。)頸椎1番は三叉神経が管理しております。
また脳動脈には、三叉神経が巻き付いておりますので興奮すると脳血管が膨らみ三叉神経が圧迫され片頭痛等の問題を起こします。これを緊張性頭痛と言います。
この他にも三叉神経が圧迫される事で眼、鼻、耳管、咽頭等の問題が考えられます。
其々、個性がありますから何処に問題がおこるかは脊椎の歪みによります。

 

 

 

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