むち打ち症の好発部位

 

頸椎前腕は半径17cmのアーチ形状を創り、頭の重さを分散し強度を保つ為に重要な役割があります。 
人間が二足歩行で直立姿勢を保つには、脊椎の4つの生理的湾曲が正常であることで強度と分散が出来ます。例えてみますとお城の城壁となる石積は上に行くに従って緩やかアーチ状になっております。

 

これは、とても強度が保てるのであのような形になっております。もう一つ例えてみますと石橋を作るときアーチ状木枠の土台を組み、その上に石を積んで行きます。両脇から石を積んでいき最後に橋の一番高いところに要石なるものを積むと石橋なりしっかりとした石橋になります。

 

 

もちろん、土台の木枠を取り除いても石橋は崩れません。このアーチ状橋の要石に当たる場所が、頚椎4番と5番です。頚椎4番と5番は頸椎の中心となる所です。
この場所のアーチが崩れると当然、強度は保てません。頸椎4番と5番は、交通事故時のむち打ち症の好発部位です。
 

 

 

 

 

 

 

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