「はやちゃん、じてんしゃほしい!」

 

 

 

「おいっ、はやぼう、はやくふろはいらないと、じてんしゃもらいにいくのやめるぞ!」

「おもちゃかたずけないと、じてんしゃ、とうちゃんのものにするぞー!」

「どうがばっかみてたら、じてんしゃもらいにつれていってやんないぞー」

 

 

得意先の方が、お孫さんが使っていた自転車を譲ってくれるという話を頂いたのが約2週間ほど前のこと。

 

以来、普段、なかなか言うことを聞かないせがれが、自転車を【人質】に言い聞かせすると、驚くほど効果覿面

 

 

「はやぼう、おまえ、じてんしゃほしいか?」

「うん!はやちゃん、じてんしゃほしい!」

 

 

近所のユウリ君という少し年上の男の子が自転車を乗り回す姿をみて、よほど羨ましかったのか力強く返事したせがれ。

 

この2週間、どれほど愉しみにして過ごしていたかは容易に想像できました(それにも関わらず、つい面白がり、何度もからかってしまった悪い父親です…^^)。

 

サイクリングプロテクターまで頂いたものを装着し、

ここまではやる気満々だったのですが…

 

 

ところが、待望の自転車を引き取った後、大泉緑地に立ち寄り試乗させてみると、未だ少し大きすぎたようで、足が地につかないどころか、ペダルすらうまく回すことができず、2、3度乗ろうとしただけですっかり怖気づいてしまいました…

 

素行が無骨でワイルドな割にこういうところはホント意気地がなく、嫁(様)の血を100%引き継いでしまったようです。

 

適応年齢が5~6歳と思われ、3歳半のせがれには少し早すぎたようです

 

 

このまま無理に乗せようとして自転車恐怖症になっても可哀そうですし、補助輪もいただいたので、取り合えず補助輪を付け練習させ、もう少し大きくなったら補助輪なしで乗れるようにしようね、ということになりました。

 

 

今年中にはこの自転車を颯爽と乗り回すせがれの雄姿をみたいものです。