何度質問しても無茶ぶりしてもOK~

 

最近、何かと話題のチャットGPT、会話型AI。1度や2度使ったことがあるという人はいても、普段使いしている人は意外と少ないようです。

 

有名なのは何といっても[「チャットGPT」ですが、無料版は最近の情報は入っておらず(2022年1月までの情報)、有料版は月額20ドル、約3,000円ほど掛かるので、僕はGoogleの「Gemini」(ジェミニ)やMicrosoftの「bing ai」(Copirot)を使っています。

 

 

特にbing aiは有料版チャットGPTで使用しているGPT4.0が使える上に画像生成までしてくれるという大盤振る舞い。

Microsoftは、有料版チャットGPTを開発したopen AIに100憶ドル以上も投資しており、会話型AIは、GoogleとMicrosoftの覇権争いの様相を呈しています。

まぁ、いちユーザーとしては大いに競い合ってもらう分だけ、無料で便利に使えるので大いにやってもらいところですが…。^^

 

会話型AIのすごいところは、質問や疑問を投げかけると、検索するより手っ取り早く答えが返ってくること。しかも、人との会話に近い形でコミュニケーションが取れるのでストレスなく使えます。

 

返ってきた答えに対して、「もっと他にいい案はないの?」「もっと詳しく教えて」「つまり要約すると?」「小学生にわかるように教えて」と、さらに突っ込むのもアリ。

 

当たり前ですが、何度質問しても、どんな無茶ぶりをしても、顔色一つ変えず答えてくれ、いつでもどこでも困ったときに手を差し伸べてくれるドラえもんのような存在です。

 

たとえば………

 

「口内炎ができたの、対処法を教えて」

 

「戸隠で一番美味しい蕎麦屋を教えて」

 

「明日から奈良に一泊二日で家族旅行に行くので、持物リストつくってくれる」

 

「冷蔵庫にえのきと豚バラとピーマンがあるから、これで美味しいレシピを考えて」

 

「息子の誕生日に何かサプライズをしたいんだけど、何かいいアイデアない?」

 

「結婚式のスピーチの原稿を考えてみて」

 

「趣味で釣りを始めたいんだけど、どんなのがおすすめ?必要な道具をリストアップして」

 

「車がオーバーヒートしたんだけどどうすればいい?」

 

「日本の歴史を2000文字以内に完結にまとめてみて」

 

「作家を目指してるんだけど、原稿の持込みはどうすればいい?」

 

こんな風に会話型AIに色々質問を投げかけてみると、日常生活も恐ろしく便利になります。

 

 

 

 

もちろんビジネス文の校正や添削、お礼状や謝罪文、アルバイト募集の原案などもちょちょいと考えてくれ、経営コンサル相談にものってくれます。

 

しかし、便利な反面、昨年夏起こった全米俳優協会のストライキのように、これからAIに仕事を奪われたり、肖像権、著作権、倫理面で、訴訟問題に発展するケースも起こっています

 

今はインターネットの黎明期のようにテクノロジーに法整備が追いついていないので自由に使えますが、今後、AIに対し、雁字搦めの強い規制が掛かってくると予想され、今が一番AIを自由に使える時期なのではないかと思います。

 

最後に、会話型AIの活用には2つほど注意点があります。

 

個人情報は入力しないこと。AIに個人情報を吸い取られてしまいます。

AIは平気でウソを教えることがよくあり、明らかに間違えた情報を自信たっぷりに答えてくるので注意が必要。これは「ハルシネーション」と呼ばれるもの。

AIは、ネット上の膨大な情報を拾ってくるため、どれが本当か間違いなのかを判別できずに答えることがあるので、重要なことは裏どりする必要があります。

 

 

これまでAIを使ったことがない、あまり活用していない方は是非活用してみてください。