どんぐり経験者の息子が今春、大学生になりました。
実は3月に教室のお母様向けに息子を囲んでの茶話会を開催し、どんぐりのことや学校の勉強などについて話をしてもらいました。
今日はその内容をまとめていきたいと思います。
彼は小3の秋からどんぐりを始め、年長問題は数問、小1問題からはだいたいやりましたが、全部は解いていません。勉強はどんぐりと小4からは教科書ワークの社会と理科だけやりました。
宿題は多くなかったのでだいたいやりましたが、計算問題が多い時は私が解く問題を決めていました。
以下息子の話です。
小学校時代
お絵描きしていることがなぜか勉強になっていた、というくらいの意識しかなかったです。小学生の時はほぼどんぐりしか勉強はしていなかったけど、授業はちゃんと聞いていたので、学校で困ったことはないし、中学でも全く問題はなかったです。
絵は得意ではないけれど、嫌いではなく、人間は棒人間だけど、建物などを描くのは好きでした。
絵本は読んでもらっていましたが、自分で本を読むことはほとんどありませんでした。図鑑を見るのは好きでした。
ゲームは小3の時に買ってもらいましたが、友達の家でやる程度で家ではほとんどしませんでした。
テレビは時間を決めて観ていました。
どんぐりの問題について
どんぐりは計算の部分は算数だけど、短い問題に対して長い時間をかけて答えに辿り着くところは数学に近いと思います。
低学年でも難しい問題はたくさんあるし、高学年になると普通なら中学校の方程式で解くような問題を、絵を描いて小学校の知識だけで解くことが増えてきます。
中・高校時代
よく勉強しているというわけでもなかったですが、普段から色々なことを考えるようにはなりました。
大学受験について
24時間勉強してなくちゃいけないくらいに思っていた時期は受験のホントに直前だけ。
と言っても24時間やってません(^_^;)
学校の授業である程度覚えてきたから良かったです。
授業の内容をいかにイメージとして頭の中に入れておくことがその場でできるかで、家で勉強する時間も変わってくると思います。
ただ覚えることだけでやっていこうとすると、何時間かけてやっても伸びない人もいます。
イメージして頭の中に入れておく癖を小中学校時代に付けておいた方がいいと思います。
論述するときも、頭の中の絵や図などのイメージを文字に起こしていきました。
難しい時は参考書なども見ながら、頭の中のものを実際に自分で絵や図に描いたりしていました。
机に向かっている時間だけが勉強ではないと思います。例えば歩きながら考えるとか、覚えるとか。自分はそっちが多かったです。
どんぐりをやって役立ったと思うこと
どんぐりをやってよかったと思えるのは高校くらいからだと思います。
(中学生の時同じ質問をしたら、「たぶんいいと思うけどよくわからない」という返事でした。)
難しいことをやる時に、自分の知っている知識でどうやってやるかを考えたり、簡単にあきらめない癖がつきました。
わからない問題はすぐ答えを見てしまう人も多いですが、そんな時に知っていることだけでなんとかできないか考えました。
高校の理科なんかだと、イメージしたものを絵や図に描くと整理できるので、大学受験には使わない教科だったけれど、成績はクラスで1、2番でした。
頭の中で何通りもやり方を考えて、「これだ」というのを見つける作業は特に数学などでは役立ちました。
高校くらいになると、例えば日本史の論述で長い文章を書かないといけない時、国内、海外、経済、政治、文化のことをどうやってまとめるかという時に色々な方法を考えることができました。
頭の中だけでずっと考え続けるより、一度絵や図にしてみて、それを見て考える方がいいと思います。
他の人を見て、ずっとただ考え続けているんだったら、一度頭の中のものを描きだしてみればいいのにと思います。
以上が彼の話の要約です。
茶話会では約2時間お母様方の質問に子どもとしての視点で答えてくれました。
どんぐり経験者であること、まだ子ども心が残っていること、この2点で大学入学前にお母様方に話してくれないかな~と密かに考えていたのですが、あっさりいいよと言ってくれて嬉しかったです。
息子がよく言っていたのは、頭の使い方をマスターすることが大事ということです。
どんぐりだけで大丈夫なのか心配になることもあるかもしれませんが、どんぐりでやっていることはそういうことです。
ご参考になれば幸いです。
長い文章お読みいただき、ありがとうございました。

