久我つかさです。
先日は、太東小学校の授業参観&家庭教育学級に参加しました。
家庭教育学級は、いすみ市役所の内田危機管理監を講師に迎え、「家庭でできる親子の防災」~自分の命を自分で守る~という演題での講演が行われました。
内田危機管理監は、元陸上自衛隊の幹部で、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件、東日本大震災などで被災地に赴き救援活動に取り組むと共に、防衛医科大学の教官として、指導者としての経験も豊富な方です。
3年前、私がPTA会長だった際にも、家庭教育学級で防災についての勉強会と救急法講習などをやりましたが、今年の教育部の方のお話を聞くと、小学校1年生に、東日本大震災の事を覚えているかと聞くと、おぼえていないと答えた事から、災害の教訓を忘れないためにも再度テーマとして選んだそうです。
確かに当時3歳の子供達からすれば忘れてしまっている子供もいるでしょうし、あと数年もすれば震災後に産まれた子供が小学校に入学してきます。
『災害は忘れたころにやってくる』という言葉通り、定期的に防災教育の場を作る事は大切です。
内容を要約すると、
①自助 「自ら(家族)の命は自らが守れる」備えをする事
②共助 「近隣が互いに助け合って地域を守れる」備えをする事
③発災当初は公助をあてにしない。大規模災害であるほど公的機関は機能が一時的に制限される。
④大地震発生時の予想では、いすみ市では最大9.9メートルの津波が約20分で到達、あるいは最大13メートル、到達時間約27分という可能性も。
⑤一番大きな問題は、危機意識の欠如、「正常化の偏見」
大丈夫だろう、という意識が一番危ない。死なないようにするには、率先して避難者となる事が必要であり、それが他の人を救う事にもつながる。
自分の命は自分で!自分たちの地域は自分たちで守る!!という意識が必要です!
というような内容でした。
具体的な事例や映像を踏まえた、非常にわかりやすい講演でした。
子供達も積極的に参加をしていました!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140627/16/kuga-tsukasa/50/83/j/t02200165_0800060012985912345.jpg?caw=800)
大地震発生時には、太東小学校の児童は、指定避難場所に避難をします。
この場所の坂を更に上ったところが避難場所で、東日本大震災後は、毎年避難訓練を行っています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140627/16/kuga-tsukasa/01/07/j/t02200165_0800060012985912344.jpg?caw=800)
ここが避難所。中原区の所有地です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140627/16/kuga-tsukasa/70/00/j/t02200165_0800060012985912346.jpg?caw=800)
3年前のこの場所は非常に荒れていて、避難場所として使う事が出来ませんでした。
3年前、中原区長に対して避難場所の整備を要望し、その後にいすみ市長に対して、この避難場所の整備と、太東小学校の耐震化、そして学校前県道の歩道整備について要望と確認をした事を思い出しました。
沢山の方のおかげで実現しましたが、実現への一助となれたのであれば幸いです。
当時は市議会議員ではなく一民間人でしたが、PTA会長として使命感を持って活動をしていましたので、実現できて嬉しいですね。
市民を守る防災まちづくりは私の使命の一つだと考えておりますので、今後も勉強をし、具体的な政策を提言し、実現してまいります。
若さと行動力で、いすみを一つに!
未来を担う若者が育つまちづくり!
商工会青年部長、青年会議所活動の経験を活かします!
いすみの魅力を全国にPR!観光振興で豊かなまちづくり!
旅館経営、商工会理事、観光協会理事の経験を活かします!
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PTA会長、子育て3人奮闘中の経験を活かします!
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