いすみ市に、特別天然記念物「こうのとり」がやってきた! | いすみ市議会議員 久我つかさオフィシャルブログ

いすみ市議会議員 久我つかさオフィシャルブログ

未来を創る為に活動する『久我つかさ』の人生を綴ります。
『いすみの未来』『日本の未来』一緒に創りましょう!

みなさま、こんにちは! 
久我つかさです。


いすみ市は、『自然と共生する里づくり』~コウノトリも住める、人や環境にやさしい、いすみの新たな農業の可能性~を目指し、昨年よりシンポジウム開催など、いろいろな活動を進めていました。

そんな中、早くもコウノトリが飛来!
これは、本当にすごい事です!


いすみにコウノトリ 無農薬米水田に飛来 体長1メートル圧倒的存在感
                  千葉日報web 2014年04月24日 12:04
http://www.chibanippo.co.jp/news/local/190185?fb_action_ids=619554608126805&fb_action_types=og.recommends

コウノトリが住むようになるまで10年、20年とかかるのではないか?という決して肯定的ではない意見もありましたが、この度の出来事は、コウノトリが住む環境実現に向けての大きな一歩であると思います。

頑張ってこられた、自然と共生する里づくり連絡協議会の皆様、関係者の皆様、そして太田市長、本当におめでとうございます!

コウノトリは日本の特別天然記念物で、野生のコウノトリは1971年に絶滅してしまいましたので、環境整備も含め、コウノトリの再野生化が進められています。

コウノトリは、多様で豊かな、健全な生態系のシンボルであり、また、自然と共存するくらしのシンボルです。

また、コウノトリは水辺の生態ピラミッドの頂点に立つ完全肉食の鳥であり、コウノトリが住むという事は、それだけ恵まれた自然環境、生態系が維持されているという証明でもあります。

鶴とよく似ていますが、実際はちょっと違います。
大きな違いは、鶴は木にとまる事が出来ませんが、コウノトリは木にとまる事が出来ます。
という事で、「鶴と松」の絵で松の木にとまる鶴の絵がありますが、実際はコウノトリであると言われています。

いすみ市においても、鴻ノ巣という地名が5か所も残っており、かつてはコウノトリが住んでいたと考えらています。

今後も頑張っていただき、コウノトリが住める環境づくりが進むことを期待しています。
私も微力ながら、応援させていただきます。


話は変わりますが、2月に、会派「市民の会」の視察研修で、コウノトリが住む環境保全に取り組む先進地である野田市のコウノトリ飼育施設「こうのとりの里」に行ってまいりました。

いすみ市議会は、個人的にしっかりと勉強をされている方、長い人生経験と議員経験で勝負する方もいるとは思いますが、率直な意見として、全体的に勉強をする機会が足りないのではないかと感じています。

そのような中で、市民の会は、きちんとした視察研修等を実施しています。
もちろん視察研修で何を学ぶかは各人ですが、積極的に学ぶ姿勢は絶対に必要であると思います。

野田市の研修では、野田市長より説明を受け、質疑応答。そして飼育施設を見学しました。





短い期間ではありますが、シンポジウムや視察、文献などからコウノトリの事について学ばせて頂き、その上で、いすみ市のチャレンジは素晴らしい事であると感じています。

しかし、ただ良い環境ができ、コウノトリが住むだけでは意味がありません。

3月の初議会で、初めての一般質問をさせていただきましたが、コウノトリについても言及し、農業だけではなく、商工業分野においても富が創出されますよう、豊かないすみ市実現の想いを込めさせていただきました。

【 ここに、『兵庫県豊岡市におけるコウノトリ野生復帰をめぐる経済分析』という、慶応大学・大沼教授研究グループの調査結果がございますが、この資料によりますと、兵庫県豊岡市においては、コウノトリ関連における施設建設や事業等で約80億円、そして、観光分野においては年間約10億円の経済波及効果があった事が示されています。
いすみ市においてもしっかりとした長期計画をたてて、環境と経済の自立をめざし、豊かないすみ市を実現していけますよう、よろしくお願いいたします。】

というような文言でコウノトリについての質問を締めさせていただきました。

今後も事業を見守りながら、自然も経済も豊かないすみ市を目指してまいります。


輝く未来の為に、1日1クリックのご支援お願いします!
    ↓↓↓
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村