「今って過去なんです」/ 権田英史朗 | 全員サッカーへの、挑戦

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関西大学サッカー部は
「全員サッカーで日本一」になるために
熱い毎日を送っています。




みなさんこんばんは!

今回ブログを担当させていただく、文学部2回生の権田英史朗です!





最近某スポーツ用品店でバイトを始めました。ですが、もう少し遅くまで入ってほしいと裏で言われていることを小耳に挟みました。このままだと僕の首が危ないのですが、そんな上からの圧力には負けずに一生懸命頑張りたいと思います。





さて、余談はこの辺にしておいて

本題に入っていきます。





「過去が今を作り、今が未来を作っていく」私はこの言葉が好きです。





過去に起こった出来事は全てが貴重なことであり、嬉しかったこと、挫折したことなど様々な経験が自分を強くしたり、弱くしたり、自分の未来を変えてくれます。





私は過去に中学高校と怪我や病気などでサッカーをしない時間が多くあり、苦しい時期がありました。離脱するときは結構しんどいです。




でも、サッカーができない時間っていうのはサッカーへのやる気がめっちゃ上がるんです。早く復帰したい、早く試合に出たいと思って、そしていざ復帰するとサッカーが楽しくて仕方ありません。





まあそんなこんなでいろいろあったのですが、1番しんどかったのは病気でして、私は心臓のことで小学校から今まで色々拗らせてきました。心配かけた先生、コーチ、監督、マネージャー、申し訳なかったです。これからも心配かけるかもです。





症状が出れば一回一回休まなければならない。

すぐ引く場合もあるし、長引く場合もあります。それは自分でもわかりません。いつ来るかわからないということを頭の片隅に置きながらプレーするのは私自身とてもストレスでした。





調子が良い時に症状が出たり、途中交代で入ってすぐに症状が出る時もありました。その場合はすぐ辞めるようには言われていたのですが、入ったばかりで抜けるなんて迷惑だと思っていました。また、もちろん倒れてしまうんじゃないかなという恐怖もありましたが、なにしろサッカーをしたかったので黙ったまま続けるという決断を取ることも結構ありました。今思えば良くなかったかなと感じます。





で手術を中2の時と高一の時の2回しました。再発の確率は3%とかって聞いていて、もう安心だと思っていたのですが、2回とも再発してしまいました。





そして、結局治りきらず。その度に離脱とリハビリの繰り返しでした。学校を遅刻して朝早くから検査しに行ったりもしました。学校を遅刻までして行ってるのに、結果はいつも通り。「いつも結果一緒やのになんでまた検査行くん」とか、とにかくストレスが溜まってしまって、周りにぶつけたりもしてしまっていました。





そして当時は、その状況を自分自身の言い訳にしたりしていました。





再発したと分かった時は、またかと思い、絶望感や苛立ち、焦りなど、色んな感情が襲ってきました。


 



しかし、今思えばサッカーが出来ない時間はサッカー選手としての自分を成長させてくれたと感じます。出来ないという苛立ちや歯痒さを、復帰したら思う存分ぶつけようという思いや、やる気が出てきました。そうすると復帰に向けてリハビリやトレーニングも自然と捗りました。挫折もありましたが強くしてくれました。





今の自分がサッカーを楽しんでやれているのはこのような過去があったおかげなのかなと最近感じています。




当時は「何で俺なん、何でまた再発すんの」とか、「お金払ってんねんからちゃんと治せよ」とか




いろいろイラついてばかりだった出来事が今現在の自分の活力になっています。しんどい時期を知っているのと知らないとでは大きな差があるんじゃないかなと感じます。




あと、苦しい時は支えてくれる人が近くにいるってことを強く感じさせられました。普段はあまり感じないことを感じて良い経験だったと思います。




そんなこんなで過去の出来事が今の自分に大きく影響することを身に沁みて感じている自分は



「過去が今を作り、今が未来を作っていく」

この言葉に期待しています。




今の自分の行動が過去になり、これからの自分を変えて行ってくれます。その繰り返しです。



また、

この言葉はこんな場面でも使えちゃいます。



試合会場までや試合会場から自宅までの電車で、こっちだったら時間がかかるけど安い、こっちだと時間短縮ができるけど高い、という場面です。



みなさんも直面したことがあると思います。

こういう時私は、絶対早い方を選びます。



時間はお金に変えられません。




早い方を選ぶという1つの些細な行動ですが、それからの未来を少し変えてくれると思っています。時間に余裕が出来ると色んなことに手を回せます。料理したり掃除したり、お風呂の後のストレッチなど。遅い方を選んでしまうとどれかが疎かになったり、睡眠時間を削ったりしないといけません。



というわけで、

色んな場面でこの言葉は使えちゃうんですよ。




だから、今を意識して大事に生きてください。

私は今という瞬間がどれほど大事か身に染みて感じています。





結論、とりあえずみなさんも自分の過去と今と未来に期待してみてください。




以上です!



最後まで読んでいただきありがとうございました!