総理大臣杯を終えて | 紫紺の戦士たち

総理大臣杯を終えて

こんばんは!



TOPチームマネージャーの松内里奈です。



先日、TOPチームは

2024年度第48回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントを迎えました。



9/1(日)からの東北遠征のオフショットを含め、


結果を報告させていただきます。




6/29(土)に関西学生サッカー選手権大会3位決定戦を終え、

総理大臣杯に関西3代表として乗り込むことが決まりました。



本戦では学生相手に今シーズン初黒星を喫し、

タイトルを獲得することができなかった

苦い思い出が脳裏に浮かびます。



そこから約2ヶ月間の夏休み、

悔しさをバネにTOPチームは活動しました。



非公開ではありましたが、

他地方の大学との練習試合、

総理大臣杯を控えた大学との練習試合をこなし

タフに戦い、チームを修正してきました。



また、メンタルトレーニングを行い、

日々の練習から小さな目標をかかげ、

少しずつではありましたが、

1番近くで選手、チームの成長を感じていました。



そして私自身も

そのようなチーム状況に刺激を受けて、

しんどいこと、辛いこともたくさんありましたが

この夏休みを乗り越えられました。



大会前に4回生でもミーティングを開き、

目標である日本一に向けた行動を再確認し、

迎えた総理大臣杯の様子をお届けします。





9月1日(日)



台風10号サンサンの影響により、

1日前倒しで現地にインしました🌀 


移動手段も飛行機→バスへ...🚌






約15時間のバス移動のため、

途中下車でTRを行いました。


大阪とは異なり、とても涼しく

活動しやすい気候でした。


心配していた天気も、全く問題無し!!!!


JAPANサッカーカレッジ様

ありがとうございました!!




9月2日(月)



朝食の様子です!🌞🍚






みんな若干眠そうですが...

ホテルで疲労回復し、TRに向かいます。







TR会場は

松島フットボールセンターでした。


この会場、

懐かしく感じられる方もいらっしゃるかと思います。


昨年の総理大臣杯1回戦の会場でした。


悔しさを奮い立たせ、TRに取り組みました🔥



続いて、夕食の様子です!




4回生テーブル

安田事故っててごめん




昨年に続き、今年も総理大臣杯を戦う2回生3人

+れおちゃん👶



毎食美味しい料理を提供していただきました。 


ありがとうございました!!😊




9月3日(火)



初戦を翌日に迎え、緊張感をもったTRでした。






TR後は各自が調整を行い、宿舎へ戻りました。







堀(1回生/帝京長岡高校出身)は

マンガ盛り白米を食べて、初戦に備えます🔥





📌 第48回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント1回戦 

関西大学 vs 東京国際大学

9月4日(水)14:00ko

@ みやぎ生協めぐみ野サッカー場Bグラウンド







スターティングメンバー

山田和 吉村瑠 木邨 大西 桑原 真田 三木仁 宮川 川島 兎澤 堀







サブ

安田 中島超 上原 高橋哲 和田 村井 北村 日笠 梅野



試合結果

⚫︎0-1(0-0)




今シーズン2度目の全国大会。


一昨年、昨年の悔しさ、

未だ結果に繋がらない焦燥感、

この夏取り組んだことへの自信、


それぞれの気持ちを背負い、いざ1回戦へ。



相手は東京国際大学さん、

関東地区7代表、

関東リーグ3位の強豪へ立ち向かいます。








キックオフ前、心を一つに学歌を歌います。


アウェーであろうと、関西大学の名を響かせます。







そして、仙台にも応援組が駆けつけてくれました😳


学年問わず、怪我も関係無し!


「今日はホーム、仙台やけどホーム!!!」


「関大やるぞ!!!!」


熱い想いはピッチまで届きました。







関大ボールで試合はキックオフ🔥






キックオフ直後から、

桑原(2回生/帝京長岡高校出身)と

川島(4回生/京都サンガF.C.U-18出身)の

右サイドが活発に動き、ボールを運びます。







ファールを誘い、フリーキックのチャンス。


キッカーをつとめるのは真田(2回生/東山高校出身)です。


吉村瑠(3回生/神戸弘陵学園高校出身)が折り返したボールを、

大西(3回生/磐田東高校出身)がつめますが、

惜しくもGKに阻まれます。






この直後も川島はドリブル突破で、

相手陣へ攻め込みます。



川島が放ったシュートのこぼれを、

宮川(1回生/ガンバ大阪ユース出身)がダイレクトで打ち込みますが、

相手の固い守備により跳ね返されます。






兎澤(1回生/京都サンガF.C.U-18出身)はプレッシャーをかけ、果敢にゴール前へ攻め込みます。



このようにキックオフ直後から、

良い立ち上がりをすることができました。



木邨(4回生/京都サンガF.C.U-18出身)と大西の守備が光り、

スコアレスで試合を折り返します。



メンバー変更なしで迎えた後半。



前半の内容とは打って変わり、

思うような攻撃ができない時間が続きました。





ゴール前に迫られる場面も見られましたが

山田(3回生/近江高校出身)が冷静にキャッチ。





木邨は守備が壁すぎて、

木邨マウンテンのチャントが歌われる始末😗



後半20分には

日笠(1回生/ガンバ大阪ユース出身)が投入されました。



桑原のクロスに反応し、

なんとかボールを蹴りますが惜しくもゴールには結びつきません。






直後にCKを獲得しますが、

相手の固い守備を突破することはできませんでした。






アディショナルタイムは7分。


このまま延長に突入するかと思われましたが、

右サイドを崩され、放たれたボールがポストに当たり、こぼれ球を押し込まれ失点。


ようやく動いたスコアは想像を絶するものでした。



試合を立て直そうとも残された時間は2分。



泥臭く前線へボールを送り続けますが、

試合終了となりました。







前田監督の意向で、

試合後冷めないうちにチームで言葉を交わしました。



この夏、それぞれがベストを尽くしてきたはずですが、力不足で結果に及びませんでした。


やはり、結果が全てだと痛感します。




勝たなければ、結果にならなければ

どれだけ頑張ってきても

何にも残りませんでした。



総理大臣杯のことでいっぱいだった夏が

一瞬にして終わったような感覚でした。






私はこの試合は悪い試合だとは思いません。


みんなが生き生きしていたし、

練習してきたことが発揮できている場面が見られたからです。



でも、この試合で4年間を終わらせたくはないです。

 


もしインカレに出場できたとしても

この試合が最後だったら絶対に悔いが残る。



私の何倍もサッカーに人生を賭けてきた4回生なら、尚更そうじゃないかな。



7/14(日)の学生リーグ大阪体育大学戦より、

TOPチーム公式戦には白星がありません。



こんな状況だからこそ、

狂熱してもう一度強い関大を取り戻すべきです。




目の前のすべきことに、

一人一人が最大の情熱を注ぐ。



結果が出るまで、頑張り続けなあかん。



関大らしく、泥臭く、ひたむきに、謙虚に


勝ちにこだわる。




私は未練タラタラ人間なので、

本当なら今でも岩手にいるのにとか考えてしまいます。



でも終わってしまったことはもうどうしようもありません。



残された全国大会、

インカレに関西1代表として出場するために。



前期で落としてしまった

大阪体育大学戦、甲南大学戦を勝ち切ることはマスト、


後期リーグ全て勝って、圧倒して、


全国へもう一度挑戦したいです。



泣いても笑ってもこれが最後です。



みんなの思いが形となりますように。



明日からも頑張っていこうと思います。


それでは失礼します。



写真提供:関大スポーツ編集局