紫紺の戦士たち | 紫紺の戦士たち

紫紺の戦士たち

こんばんは。

 

 

今シーズンTOPチームのマネージャーを担当しました、

4回生の上田知世です。

 

 

 

 

 

 

2023年も終わりということで、

あっという間すぎて未だに実感がないですが。

 

 

皆様にとってどのような1年だったでしょうか。

 

 

私は

喜びあり、怒りあり、涙あり、爆笑あり、

とてもとても大充実した1年でした。

 

 

 

 

 

 

タイトルにもある通り、

マネージャー人生のラストシーズンは『紫紺の戦士たち』と共に闘いました。

 

 

今年1年間支えてくださった方々に向けて、

大好きで、本当に大好きなTOPチームのみんなに向けて、

 

ありのままの想いを込めて、書きました。

 

 

 

最後のブログです。

 

是非読んで頂ければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともよー

 

もよー

 

ともー

 

ともよさーん

 

もよさーん

 

ぶたー (古賀のみ)

 

ちせー (堤のみ)

 

つよー (大矢のみ)

 

もよちゃみー (木邨のみ)

 

もよつー (丹羽のみ)

 

 

 

 

今年1年間、みんなからたくさん名前を呼ばれた。

 

 

1部の後輩からも呼び捨てで呼ばれた。

川島功奨なんて呼び捨てが普通。(あんた後輩やで。)

 

 

呼ばれたって言うか、

別に呼んでもないのに、

名前だけ言われることもたくさんあった。

 

要件ないくせに、たくさん名前を呼んでもらった。

 

 

 

 

あー。

 

みんな愛くるしいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月10日

 

全日本大学サッカー選手権大会 2回戦

 

vs 福岡大学

 

 

 

試合終了のホイッスルが鳴った時。

 

 

 

終わった。

 

 

 

 

頭の中を整理するのに時間がかかった。

 

どうにか今の状況を理解しようとしたけど、

やっぱり信じられない。

 

 

ベンチにいる選手は倒れ込んでいる。

 

ピッチに立っている選手たちは膝から崩れ落ちている。

 

スタンドを見れば、険しい顔をした応援部員がいる。

 

お祭りのように騒いで喜びを分かち合っている福岡大学がいる。

 

 

 

 

 

あぁ、本当に終わったんだ。

マネージャー人生が終わったんだ。

 

 

 

スタンド挨拶に向かう途中に、一気に込み上げてきた。

 

今までで1番小さく悲しそうな選手たちの背中見ると、もっと込み上げてきた。

 

いつもどんな時も逞しく頼もしいみんなの背中なのに。

 

 

 

 

 

日本一を獲ることができなかった。

 

日本一どころか、初戦ですら勝てなかった。

 

このチームでのサッカーは終わった。

 

 

 

 

 

 

試合後の集合では、

 

前田監督も、岩切コーチも、

「4年生のみんなお疲れ様でした」

そう言った。

 

主将の芝も、主務のあゆも、

自分の想いを伝えた後

「来年また日本一へのチャンスを掴んで欲しい」

そう言った。

 

 

 

お疲れ様?

 

来年?

 

 

まだ全然現状を受け入れられない私は、ただただ悔しかった。

 

いや、悔しいというより、寂しかった。

 

 

 

 

 

 

みんなが心の底からサッカーを楽しんで、

時には大好きなサッカーでめちゃくちゃ悩んで、苦しんで、

大好きなサッカーで喜びを爆発させてて、

大好きなサッカーで本気になって闘ってて

 

 

サッカーにかける想いが人一倍のチームだからこそ、

このチームで、このメンバーで、日本一を獲りたかった。獲らなきゃいけなかった。

 

 

岩さんが言っていた、

 

「弱くない。

けど、強くもない。」

 

これだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は厳しいかもしれない。

 

そう言われてスタートした1年。

 

 

実際、プレシーズンはとても苦しんだ。

 

練習試合に勝てない

高校生相手に勝てない

チームのまとまりも良くない

選手一人ひとりの意見がぶつかる

練習に覇気がない

 

 

大丈夫か今年。

 

 

 

 

少しの不安を抱きながら、

天皇杯大阪府予選で、今シーズン開幕を迎えた。

 

 

いざ始まってみれば

 

得点力爆発、無失点勝利、4回生の大活躍、交代で入ってくる選手もうまく試合に関わる、など

 

不安に思っていた自分を殴りたいぐらい、むしろ期待以上の圧倒した強さで順調に勝ち進んだ。

 

 

 

 

そして、

 

今年初タイトル

天皇杯本戦出場

 

 

 

スタンドから熱く闘ってくれた仲間も含めて、

チーム全員でトロフィーを掲げたあの瞬間。

 

大雨やのになぜか半袖半パンカッパ無しの、いちやなぎとてつが喜びの雄叫びをあげている瞬間。

 

監督、岩さんを胴上げしている瞬間。

 

チーム4回生で勝利写真を撮っている瞬間。

 

 

 

全ての瞬間が今でも鮮明に蘇ってくる。

 

"タイトル" っていいなぁ。

 

 

 

 

 

 

少しの不安が大きな期待へと変わり、今年1年の良いスタートを切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

喜びに浸っている時間もあまりなく、

すぐに天皇杯本戦が始まった。

 

 

 

難しい試合展開となったが、1回戦を無事突破できた。

 

 

 

そして。

 

これからもずっと、心に強く残っている忘れない日

6月7日 浦和レッズ戦

 

 

関西大学体育会サッカー部の「強さ」

関西大学体育会サッカー部の「応援」

関西大学体育会サッカー部の「魅力」

 

関西大学体育会サッカー部『らしさ』を証明することができた日。

 

 

ピッチに立つ選手含め関大ファミリー全員の力が、間違いなく私の原動力となった日。

 

 

 

選手たちの涙、スタンドでの照英の涙、試合後の関大讃歌、浦和レッズサポーターからの拍手

 

試合には負けたけど、勝ち負け以上の、何か特別なものを得ることが出来た。

 

 

 

関西大学体育会サッカー部として、またこの舞台に戻ってきたい。

心からそう思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月中旬から始まった関西選手権 

 

ベスト4に入れば、夏の全国大会 総理大臣杯 に出場することが出来る。

 

 

これまであまり出場機会がなかった選手たちが、この大会で紫紺のユニフォームを着てピッチに立つ姿は何か感慨深いものがあった。

 

全員の力で闘い、勝ちきる。

 

 

本気で優勝できると思っていた。

2連覇できると思っていた。

 

 

しかし、準決勝でライバル関西学院大学に敗れ、

3位決定戦で立命館大学に敗れた。

 

あまりにも悔しかったし、それは選手も同じ気持ちだったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

切り替えて全国の舞台で関大の強さを魅せつけよう

 

そう意気込んで臨んだ総理大臣杯

 

 

主力メンバーが何人か怪我で離脱したけど、

 

仙台まで応援に来てくれる仲間もいて。

これまでの先輩方やOBOGの方々がたくさん応援してくださっていて。

たくさんの皆様に支えていただいて。

 

そして、怪我で試合に出場できなくて悔しいはずなのに、前日にはみんなに向けてメッセージ動画が送られてきたり。

 

今のこのチームなら絶対大丈夫だと思えた。

 

 

 

しかし、まさかの初戦敗退。

 

 

 

 

勝てなかった。

 

いくら浦和レッズと良い試合が出来たとしても、全国の舞台では勝てなかった。

 

 

 

こんなに期待されていて、応援されていて、

結果で恩返しすることが出来なくて悔しい気持ちでいっぱいだった。

 

 

決して、選手のみんなが頑張っていなかった訳じゃない。

 

頑張って、もがいて、必死に闘っていたからこそ勝てなくて悔しかった。

 

 

 

このままじゃ日本一は獲れない。

 

悔しいけど、これが全国での実力だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

関西学生サッカーリーグ 準優勝

 

1年間通して、

 

勝点45(13勝 3負 6分)

52得点 23失点

 

あと一歩のところで優勝は出来なかったけど、

 

毎週末自分たちの試合はもちろん、

他会場他大学の試合結果をみんなで共有し合って、これはあつい!でかい!とか言って、

最後の最後まで優勝争い出来たことは本当に誇らしく思う。

 

準優勝はやっぱり悔しいけど。

 

 

 

今年の学生リーグは、特に4回生がめちゃくちゃ爆発してたなぁ。

 

毎試合のようにゴールやアシストでチームに貢献する4回生。

負けてても、逆転されても、必ず同期の誰かがなにかしてくれるやろなとか無意識に思っていたくらい。

 

みんなの活躍が、

後輩、そして他カテゴリーの選手たちにも影響を与えていたと思う。

そして、私にも。

 

 

 

10分単位くらいで「メンバーでた?」「メンバーまだ?」と聞いてくる人

ユニ絶対どっちもいるん?って聞いてくる人

絶対自分で調べた方が早いのに「明日の最寄り駅どこ?」って必ず聞いてくる人

(あと、「明日何分の電車?」も。)

 

準備も含めて、毎週末の学生リーグが私の楽しみだった。

 

 

勝つことの嬉しさ、負けることの悔しさ、引き分けならさらに上の悔しさ

 

様々な感情を、この学生リーグで経験できた。

 

 

 

 

 

 

 

 

迎えた最後の冬、インカレ。集大成。




 

 

初戦敗退。

 

 

岩さんが言うように

 

「弱くない。

けど、強くもない。」

 

 

 

だけど、

 

どの瞬間を切り取っても、私にとって関西大学体育会サッカー部が1番魅力的だった。1年間通して。



辛い想いも苦しい想いもしんどい想いも、重圧も責任も、全て背負った紫紺の戦士たち。

1年間、闘う姿勢を魅せ続けてくれた。




胸を張って、誇りと自信を持って欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 


こうして1年間を振り返ると、悔しい想いばっかりだったなと。

 

 

 

 

でも私はそれ以上に、この1年間でチームのみんなのことがもっと好きになった。

大好きになった。

 

 

先輩想い、後輩想い、仲間想いのみんながいてくれたからこそ、1年間やりきれた。

 

いつも様々な感情と戦いながらも、一生懸命な姿があるからこそ、こうしてマネージャーを頑張ることができた。

 

 

 

 

 

特に、怪我のため長期離脱していた楓真や丹羽の存在は、チームにとって本当に大きかったと思う。

 

大好きなサッカーをしたくても出来ないもどかしさ、苛立ち、悔しさなんて、私が何かを言える立場ではないけど、

 

リハビリの合間でもチームのために動いてくれて、

私が頼んだことを嫌な顔をしながらも結局やってくれて、

大事な試合前になると必ず「頑張れ」と言ってくれて、

 

あいつらのためにって、ピッチに立つ選手は思っていて。

 

たとえピッチに立つことが出来なくても、みんなに、私に、いつでもパワーをくれた。

 

 

だからこそ、楓真や丹羽がピッチに戻ってきた時は本当に涙が出るほど嬉しかったし、その反面、もっと長くプレーしているところを見たかったなと寂しさもあった。

 




インカレ敗退後、出待ちしていた丹羽の顔を見た瞬間自然と涙が溢れた。

なんで涙が出たか自分でも分からないけど、丹羽の存在が私の中で大きかったんだなと、その時のその涙で実感した。ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOPチームのマネージャーを担当すると、

 

スタッフからの要求が増える。

選手からの要求も増える。

(最初から分かっていたけど)

 

責任も期待も背負う。

 

 

これまでの先輩方を見てきて

自分に向いているのか、自分にできるのか、

不安と緊張ばかりだったけど。

 

 

 

それでも私は、関西大学体育会サッカー部のTOPチームのマネージャーをしたいと思った。

 

 

 

個人ブログにも書いたけど、

 

私が原動力となってチームを底上げする。

 

これが、マネージャーの私に出来ること。

 

 

 

 

 

 

みんなの原動力になれたかは分からないけど、

みんなと日本一になることは出来なかったけど、

 

私はこの1年間、本当に悔いなく全てやりきれた。

 

 

 

TOPチームのマネージャーをしたからこそ

 

こんなに楽しく、こんなに苦しく、最高の時間を過ごせた。

 

 

TOPチームのマネージャーとして、みんなと闘えた1年間は私にとって宝物です。

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関大の主将兼モテ男のしば

 

みんな大好きいつでもムードメーカーの飛雄馬

 

かっこつけるけどアツすぎる黒

 

鬼のビジュアル担当でズッ友孔明

 

プレー天才優しさ天才の直也

 

1番仲間想いでマブダチ楓真

 

それでもやっぱり必要です昌

 

スクイズ担当そして7番名付け親のそういち

 

セレッソの服くれた意外と優しい真祈

 

いつでもどんな時でもやっぱり優しい真登

 

似た者同士ずっと仲良したけし

 

 

同期の11人には感謝してもしきれないくらいの愛情でいっぱいです。

喜怒哀楽全てを一緒に過ごせて、充実した1年にしてくれてありがとう。

またいつか絶対会おうね。

みんな大好きです!!!!

(プロ組は、試合見に行った時必ずファンサしてください。絶対。)

 

 

 

 

 

毒舌やけど1番寂しがり屋の功奨

 

ネジ外れてるけどアツい男の優人

 

今年1番いつでも褒めてくれた夢士

 

歯白いけどいつも慕ってくれる野田こう

 

多分TOPで1番強い龍大

 

もうゴール横からパス出せへんの寂しい安田

 

数少ない京都民でインスタグラマー陸人

 

もよっちもよっち言ってくる丹羽

 

鹿島愛強めのかわいい後輩かんな

 

 

3回生の力なしでは今年1年闘えへんかったと思うし、いつでも頼りにしてたよ!

特に上2人は生意気やけど、みんなかわいい自慢の後輩でした。

来年はみんなが引っ張る番やから、どんな時も憧れられる存在でいてください。頑張れ!

 

 

 

 

 

もうほんまに愛おしいかわいいはうる

 

筋肉すぎるけど赤ちゃん顔のうえそう

 

1番寂しいんちゃう?瑞樹

 

学連頼りすぎてごめん真面目の秀誠

 

安田に負けじとパンプ系キーパーの生嶋

 

相変わらずイケメンで余裕ある琉依

 

怖そうに見えて意外と喋ってくれた松名

 

全然怖くないスーパーすぎる仁太

 

毎朝練習中に挨拶してくるやま

 

いつでもかわいい顔で笑うご近所やった瑠晟

 

 

今年1年、2回生にもいっぱい仕事頼んでしまったけど、みんな助けてくれてありがとう!

いつもパワフルな2回生がいてくれて色々助けてもらいました。

来年から上回生になるから、もっともっとみんなが活躍してね。応援してる、頑張れ!

 

 

 

 

 

いつでも優しいいつでも助けてくれる雄大

 

鬼のポンコツやけど怒れないかわいい空良

 

虫とでも仲良く出来ちゃう航太

 

柴犬みたいなかわいい存在蓮司

 

ホワホワしててど天然な天

 

絶対揚げ足とってくるけど許しちゃう健士朗

 

GPSいっぱいありがとうえいちゃん

 

 

今年1年ほんまによく頑張ってくれた愛する1回生の子分たち。

うるさいママやったと思うけど、それでもずっと付いてきてくれてありがとう。今年1年大きなミスなく終えれたのは1回生のみんなのおかげでもあります。

特に、蓮司航太健士朗の厄介者トリオにはたくさんお世話になりました。(どっちがやねん)

来年からみんなもっとスーパーになってね!めちゃくちゃ応援してる。

 

 

 

 

 

 

 

この37人みんなが私の原動力でした。

 

 

 

 

これからのみんなの活躍に期待を込めて。

 

心からのありがとう。

 

 

 

 

 
























 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023 TOPチーム 完