アジアチャンピオンの壁は越えるためにあると思う | 紫紺の戦士たち

アジアチャンピオンの壁は越えるためにあると思う





j1リーグ優勝、



天皇杯優勝4回、



ルヴァンカップ優勝2回、



ACL優勝3回。




サッカーをしている人なら誰もが目指すw杯、


その舞台に立ち、

世界相手に日本代表として命懸けで戦っていた選手達が在籍している。






私たち関西大学体育会サッカー部は、

202367日、天皇杯2回戦、


「浦和レッズ」と対戦する。




学生だし、

相手は浦和レッズだし、


「負けても仕方ない」


そう思う人がほとんど。


失うものは何も無いから思い切りぶつかるだけ、


勝てば「ジャイアントキリング」だと世間に囃される。







でも、


私たち学生にだって失うものはある。


いや、


「失いたくないもの」が沢山ある。






「ジャイアントキリング」という短い言葉に勝利の価値を詰め込まれるんじゃなくて、




勝つべくして勝ちたい、


関大の真の強さを見せたい、


私はそう思う。






相手はサッカーを「仕事」として生きている人達。



つまりは、

自分が生きていくためにサッカーという職業を人生を賭けて選択した人達。




だから、

学生のサッカーに対する熱量とはワケが違う。









でも、

私たちがこの試合にかける熱量もワクワクも負けていない。





浦和レッズに日本でも有数の熱狂的で素晴らしいサポーターが居るように、






私たちにも約160人の頼もしい仲間が居る。








創部102年の歴史があって、


この試合を心から楽しみにしてくださっているOBOGの方々が居る。





大阪府代表として、

これまで勝ってきたチームの思いを背負って闘う義務と責任がある。














片道15000円かけて応援に来てくれる皆、


学生にとって15000円って結構キツイはずやのに。




ちょっと、これだけは言いたい。


皆、

どこまで関大なの。

どこまで熱いの。

どこまで仲間想いなの。


ため息出るくらい関大が好きです本当に。




そんな皆のために、責任を持って、


絶対勝つ。







皆の

熱い熱い、もう熱すぎる応援がどこまでも選手の背中を押し、


選手のあと一歩を振り絞らせる力になる。




その熱い応援を背に、

頼もしすぎる18人のメンバーは命懸けで関大を背負って闘ってくれる。





勝つべくして勝とう。






相手には最大限のリスペクトを払って。


でもそのリスペクトは遠慮じゃなく、


本気でぶつかることこそが真のリスペクト。



どこまでもひたむきに、


真っ直ぐに、


関西大学体育会サッカー部は最後の最後まで闘おう。




アジアチャンピオンの壁は越えるためにあると思う。




             4回生主務 中西歩