今年もあと4ヶ月となりました。
といってもまだ残暑厳しい9月のはじめ
今からが本格的な台風シーズンと言ってもいい。
南の海上には動きのはっきりしない台風11号が
この台風11号、珍しく日本の南東から西に進んでいる。
距離が有るのであまり大きいうねりは入ってないですがこのコース、土佐湾側に大波をもたらすコース。
日々波の状況を観ながら自分の釣行可能日がどうなるかと模索しておりました。
案の定、土佐湾向きはすでに磯では釣りが出来ないほどのうねりが入ってる。
足摺岬周辺も無理っぽい。
じゃあ西向きの面は
うねりが北東からだったので西向きは凪いでる。
あと数日したら西向きのポイントも恐らくうねりが入ってくるでしょうからこのタイミングしかない
ということで以前から目をつけていた沖磯へ行ってきました。
17時ポイントへ上がり直ぐに撒き餌を投入。
エサ取りはウツボはそして本命は意気揚々と仕掛けをセット
この日の刺しエサはサバのみで50本ほど用意。
そして期待の1投目、すぐに竿先がガツガツとあたります。
ウツボではない魚系のアタリ。
このときは魚が活動してるのでヨシヨシといった感じでした。
しかしアタリの出方からしてほぼ間違いなく”キツ”(イスズミ)の仕業
このキツ!ほんとに、たちが悪くとにかく延々とエサに貪りついてくる。
酷いときは一日中キツへのエサやりで終わることもあります。
そしてこの夜もキツの大宴会となっているのかとにかく刺しエサのサバがもたない。
仕掛け投入後、数分もしないうちにサバが頭と骨だけになって上がってくる。
エサがもたない
しかし釣りをやめることも出来ない、こうなったらとことんキツの相手をしてエサが無くなったら終了と手返しを続けます。
そして3時間ほど続けた20時頃、大騒ぎをしていたキツ達が解散したかのようにアタリがピタッと無くなります。
刺しエサのサバもそのまま残ってきます。
時刻からして魚の動きが悪くなる潮止まりでも無い。
しかも極端に気配が無くなる。
これはもしや
勝手にクエの気配を感じ、自分的にはチャンス到来
何度か仕掛けの打ち返しをして刺しエサの状態を確認。
怪しい
実に怪しい
そしてエサが残りはじめて30分程した頃、竿先がガツンとあたったと思ったらグッスリと竿先が海面目指して舞い込みました。
来た来た来た〰️〰️
まずまずのサイズの曳き
下へ右へと突っ込みます。
道糸を抜き海面に浮いてきたのは毎度お馴染みの”紋グエ”(ヤイトハタ)
取り込み完了
クエが現れたからエサ取りが消えたのか?それともエサ取りが居なくなったからクエが来たのかは解りませんがクエの時合いのタイミングにうまく合わせることが出来ました。
そしてこのクエを釣った後、またエサ取りの活性が高くなり終了。
どの釣りもそうかも知れませんが特にクエ釣りはワンチャンスがいかに大事か痛感した釣行となりました。
港へ帰り計量すると納得の27kg
怪しい台風が接近する前にいい釣果に恵まれて大変嬉しい結果となりました。
喰ってくれたクエに感謝です
さてまだ海の中は夏真っ盛りですが少しずつ秋を感じるようになりました。
これから釣りには好シーズンとなります。
またクエに出会えるように磯通い頑張ります。
それではまた