遅ればせながら、三谷幸喜氏脚本の「黒井戸殺し」を見ました
2015年に2夜連続で放映された「オリエント急行殺人事件」は、第一夜だけ見ましたが
野村萬斎さん演じる名探偵・勝呂武尊(すぐろたける)のキャラが
どうしても好きになれませんで…
しかし今回の作品、結論から申し上げれば
原作を読んで、物語の流れや犯人を知っていましたけれども
面白かったです
豪華な配役、特に勝呂の助手的役回りである柴医師に
大泉洋さんをキャスティング出来たのが一番大きかった気がします
でも、萬斎さんのオーバーアクト気味の勝呂は「やっぱりイヤだなあ」と思いながら見ていました
ところが、ラスト前の勝呂のなんとも形容し難い不思議な表情…
怒り、哀しみ、焦り、後悔、苦悩、ありとあらゆるネガティブな感情がない交ぜになった
まるで自分の闇と戦っているかのような、複雑で凄味すら感じさせる萬斎さんの演技を見て
俺は勝手にハッ!とさせられました
三谷&萬斎コンビは、ポアロ最後の事件「カーテン」をやろうとしているんじゃないだろうか?と…
「オリエント急行~」→「黒井戸殺し」という流れは
“ものすごく意外な犯人”繋がりであると共に
探偵が最後に下す決断に対し「本当にそれで良かったの?」という問いかけをしているような気がします
そう考えると次がアガサ・クリスティーの遺作でもある「カーテン」というのは
“ものすごく意外な犯人”であり、探偵が最後に下す決断への問いかけに最もふさわしい作品であり
ごく自然な流れなんじゃないでしょうか
これはあくまで俺の勝手な妄想です
ただ、俺が妄想を繰り広げてしまうくらい、勝呂の複雑な表情はインパクト大!でした
万が一、俺の妄想が現実になるならば
勝呂が最後に対決する犯人役は、三谷作品に縁が深い香取慎吾さんが適任じゃないかと
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「タモリ倶楽部」



